スマホからイヤフォン端子がなくなる日(3/4 ページ)
デジタル接続のイヤフォンを極める
スマホの端子が変わったのだから、リスニングスタイルも環境に順応させることが素直な生き方なのかもしれない。iPhoneの場合はLightning接続のデジタルイヤフォン「EarPods」がパッケージに付属するのでスムーズな移行ができる。HTCのU11も同様にUSB Type-C接続のイヤフォンを同梱している。
スマホの仕様変更のせいで、イヤフォンを買い足すことに抵抗を感じるという方もいるだろう。でも、デジタル接続になると良いこともある。
例えばiPhoneの場合。7/7 Plusが発売されてから、オーディオメーカーから誕生したLightntnig直結タイプのイヤフォンの中には、高品位なDACを搭載した音にこだわりのあるモデルや、スマホアプリと連携してノイズキャンセリングや外音取り込みの機能などが楽しめるパイオニアの「RAYZ Plus」、スマホアプリのイコライザー/サラウンド機能を持つラディウスの「HP-NHL21」などの付加価値付きのモデルが増えている。デジタル接続のイヤフォンには、スマホとつないだリスニング体験の拡大・向上を引き出せるポテンシャルがある。
一方、スマホにデジタル接続用の端子が1系統しかない限り、イヤフォンを使っている時にスマホの充電ができなくなったり、他のアクセサリーが使えなくなる課題がある。パイオニアのRAYZ Plusはこの課題をクリアしたイヤフォンだ。プラグ部分にLightningのメス型端子も搭載している。USB Type-C接続に対応するAndroid用モデルの登場にも期待したい。
またイヤフォンにハイレゾ対応のDACやノイキャンの機能などを加えてしまうと、イヤフォンを使っているだけでスマホのバッテリーが今までよりも早く消耗するのではと心配になる。オーディオメーカー各社は半導体のメーカーと連携しながら、スマホから最低限の電力供給を受けるだけで駆動できるイヤフォンやヘッドフォンの開発に力を入れている。筆者もふだんRAYZ Plusを使いながら、イヤフォンのせいでiPhoneのバッテリーが速く減る感じがしたことはないが、今後デジタル接続のヘッドホンやイヤフォンの種類が増えてくれば、多少製品によって体感の差が現れてくる可能性はある。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
5
auメールで朝から障害 全国で利用しづらい状況に
-
6
Apple、M6搭載の14インチ「MacBook Pro」発表 AI性能向上、33万9800円から
-
7
IPO目論見書に「AIは人類の存亡リスク」「コードの9割はClaude製」 Anthropicが示した規格外の見立て
-
8
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
9
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
10
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR