Amazon、スマート監視カメラのRing買収完了で製品大幅値下げ
米Amazon.comは4月12日(現地時間)、ホームセキュリティ製品メーカー米Ringの買収を完了したと発表した。買収総額は公表されていないが、米Reutersによると10億ドル以上という。
Ringはモーションセンサーと動画ストリーミング機能を備えたスマートドアベルシステム「Video Doorbell」を手掛ける2012年創業の非公開企業。Amazonは今後もRingを独立した子会社として運営する。
AmazonはこれまでもRingの製品を販売している。買収によりVideo Doorbellの価格を従来の定価179.99ドル(Amazonでの販売価格は132.99ドル)から99.99ドルに大幅値下げした。
Video Doorbellは、アプリでスマートフォンやタブレットと接続し、玄関に動きがあると自動的に検出してプッシュ通知する。ユーザーはアプリ経由で訪問者と通話できる。スマートフォンとの連携なので、外出先でも通知を受けて映像の確認が可能だ。
米国では不在の顧客の配送品を玄関先に置く習慣があり、これを盗む「ポーチパイレーツ」という盗難が後を絶たない。Ringの製品はその被害を防ぐ効果がある。
Ringは2016年からAmazonのAlexa Fundの支援を受け、自社製品をAlexa対応させた。例えば、音声での命令で、同社のカメラの映像を画面付きのAmazon端末「Echo Show」と「Fire TV」で表示できるスキルを開発した。
Amazonは昨年12月、不在宅への配送品を家の中まで届ける「Amazon Key」サービスを立ち上げた。Ringの買収により、ホームセキュリティサービスをさらに強化していく狙いのようだ。
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