「SFみたい」「カッコいい」――ネットで反響“球体ドローン”、生みの親が貫く信念(3/3 ページ)
球体になったのは偶然
丸い形状が共通している2つのドローンだが、山田さんによると「どちらも球体になったのは偶然」。「浮遊球体タイプは、スタジアムの観客が全方向から映像を見られるように丸くしました。羽根がないタイプは、動かした際の空気抵抗が一定で、安定した動作ができるため丸くしました。文脈が全く違うのです」という。
「ドローンとして使える風船が、たまたま丸かったのが正直なところです。本当は球形にこだわるつもりはなく、円筒形でも流線形でもいいんですよ。丸いドローンはスピードが出にくい欠点もあるので、色んな形のドローンがあっていいと考えています」と山田さんは笑う。
今後は両ドローンの商用化に向けた研究を加速させつつ、ドローン以外のプロダクト制作も視野に入れている。「私にとってのゴールは、現実世界とSFの世界の垣根をなくすこと。ドローンはその手段の一つでしかありません」(山田さん)。“SFを現実にする”という信念を貫き、世間があっと驚くドローンを生んできた山田さんは、今度はどんなモノを私たちに披露してくれるのだろうか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
資さんうどん、従業員の退職理由などが外部から閲覧可能に 委託先の勤怠システムに設定不備
-
2
NEC、委託先の情報漏えいで謝罪 「セキュリティ事業を手掛ける企業として反省」
-
3
VTuber「兎田ぺこら」グッズにSNSで風評被害→示談成立 「保護者同伴で謝罪などがあったため」
-
4
JALの予約システムに不正アクセス 約9万人分の予約情報が漏えい 一部ではパスポート番号も
-
5
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
6
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
7
「対策を後回しにしたサーバが軒並み狙われている」 相次ぐ不正アクセスにラックCTOが警鐘
-
8
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
9
Anthropic、独自の“創薬活動”に着手 社員1人のバイオ企業を買収、小児難病の治療薬研究を進める
-
10
GMO不正アクセスの犯人サイト、ドメイン停止を確認
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR