「花粉を水に変える」「光で分解」 光触媒マスクに景表法違反 4社に措置命令
消費者庁は7月4日、「花粉を水に変える」「光の力で分解する」などとうたうマスクを販売する4社に対し、合理的な根拠がなく消費者の誤解を招くとして、表示の差し止めや再発防止策の徹底を求める措置命令を出した。
命令を受けたのは、DR.C医薬(東京都新宿区)、アイリスオーヤマ(仙台市青葉区)、大正製薬(東京都豊島区)、玉川衛材(東京都千代田区)。いずれも光触媒の作用で花粉などを科学的に分解し、体内に吸引されることを防ぐ効果があるかのようにパッケージなどで表示していた。
消費者庁は、4社に対して表示の裏付けとなる資料の提出を求めたが、提出された資料はいずれも「合理的な根拠を示すものとは認められないものであった」としている。
命令に対し、アイリスオーヤマは「光触媒に対し、発売前の検証が不足していたこと、また効果に対する誤認をしていたことが違反の原因」として、一般消費者に向けて後日、同社サイトに案内文を掲載する方針を示した。一方、玉川衛材は、「指摘の内容は本製品のパッケージ表示が虚偽表示であったというものではなく、あくまで当該表示の裏付けとなる合理的な根拠が十分ではなかったというものであり、本製品の光触媒効果自体が否定されたものではない」としながらも、今後はパッケージの文言の追加や修正を実施するという。
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