この頃、セキュリティ界隈で
交友関係まで調べられる? 米入国のSNS審査厳格化、留学生足止めも(2/2 ページ)
報道によると、この留学生はその後、米国への入国を認められて無事に入学できた。しかしこの問題が発覚したのとほぼ同じ時期に、米国土安全保障省は、米国に入国する外国人のSNS使用に関する情報を収集する計画を明らかにした。
入国者にはビザ申請フォームなどを通じ、使っているSNSをプルダウンメニューの中から選択してユーザー名を記入するよう求めるという。対象にはFacebook、Instagram、Linkedin、Twitter、YouTubeなどの主要SNSが含まれる。
提出されたSNSの情報は、国土安全保障省の担当官が検証して、米国の治安や国家の安全を危険にさらす人物かどうかの判断に利用する。ただし参照するのは本人が公開している情報のみとし、SNSのパスワードまでは収集しないとしている。
こうした動きに対し、プライバシー侵害や、言論の自由を保障した米国憲法違反を危惧する声も出ている。米人権団体の自由人権協会(ACLU)は、米政府によるSNS監視が強化されれば、間違って捜査対象にされたり、米政府の監視リストに登録されたりする恐れがあるほか、表現活動を委縮させるリスクもあると指摘した。
世界を震撼させた2001年9月の米同時多発テロから18年。米政府がそこまでして強行するSNS審査は、あのような事態の再来防止に役立つのだろうか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この頃、セキュリティ界隈で
海外のセキュリティ関連ニュースを追い続けている鈴木聖子さんによる、最近のセキュリティニュースブリーフィング。隔週でお届けします。
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
3
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
4
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
5
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
6
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
7
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
8
「あ、その情報メモしたい!」を叶えるワイヤレスイヤフォン、Nothing「Ear (3a)」
-
9
有識者はGoogleやX、Meta、ドワンゴを名指しで批判……総務省、偽広告や誹謗中傷に発信・拡散前の対策求める
-
10
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR