ポケモンGOで“胃袋カイリュー”など復活 「新規勢にも過去の強力なわざを」 対人戦の新仕様も
米Nianticは12月12日、スマートフォンゲーム「Pokemon GO」(ポケモンGO)で2020年の初頭に実装する新しい対人戦「GOバトルリーグ」について、仕様の一部を公表した。併せてポケモンが覚えるわざの追加や変更を実施し、新たに覚えさせることができなくなっていた、いわゆる「レガシーわざ」も復活させた。
このうちGOバトルリーグは、スーパー、ハイパー、マスターの3リーグを順次開催し、ランクを競うシーズン制であることが明らかになった。シーズン中は勝利数によって1〜10のランク付けが行われ、ランクが高いほどリワード(報酬)も良くなる。ランク10に到達すると、「最強」を目指してレーティングに挑戦することになる。ランクはシーズン中に下がることはないが、レーティングは負けると下がる仕組みだ。
バトルシステムは、個体値の「こうげき」に新たな意味を持たせた。これまで対人戦は、耐久性とレベルの高いポケモンが有利なシステムだったが、GOバトルリーグでは互いのポケモンが同時にスペシャルアタックを使った場合、こうげきが高いポケモンの方が先制する仕組みに。「チーム編成がより一層奥深いものとなるはず」という。
わざの特殊効果(自分の攻撃力を上げたり、相手の防御力を下げたりする)の扱いも変わり、ポケモンを交代させると、それらの効果がリセットされることになった。「ステータスに影響を与えるわざをさらに追加する上で、その効果をリセットすることも選択肢の1つとして加えたいと考えた」。これにより、例えばステータスを引き下げるわざは交代を促し、反対にステータスを引き上げるわざを使うとなるべく交代を避けるようになる、といった駆け引きが生まれるという。
わざの追加と変更
新規に追加されたわざは、「オクタンほう」「ミラーショット」「はどうだん」など5種類。はどうだんはルカリオが覚える。
既存わざでアップデートが実施されるのは11種類。中でもコミュニティ・デイ限定わざの「ハイドロカノン」は相手に与えるダメージが減ることになった。「現在のハイドロカノンには調整が必要だと判断し、ダメージを下げた」(Niantic)。
この他、「セレビィ」がくさタイプの「タネばくだん」を覚えたり、カイオーガが2ゲージわざの「なみのり」を覚えたりするなどトピックは多い。中でもネット上で話題になっているのが、通称“レガシーわざ”と呼ばれる、過去に覚えた強力のわざの復活だ。
レガシーわざの復活は、「カイリキー」の「クロスチョップ」、「ゲンガー」の「シャドークロー」など12のわざが対象。古参トレーナーには懐かしい通称“胃袋カイリュー”(りゅうのいぶき、ドラゴンクローの組み合わせ)や、“Wシャドーのゲンガー”(シャドークロー、シャドーボールの組み合わせ)も育てられるようになった。
Nianticがレガシーわざを復活させる理由は、新規トレーナーへの配慮だ。「ポケモンGOのデビューと共に登場した一部のカントー地方のポケモンが覚えるわざは、時間が経過すると共に変化してきた。これらのポケモンの一部が過去覚えていた強力なわざを、後からポケモンGOを始めたトレーナーも利用できるようにするため、一部を復活させる」としている。
復活したレガシーわざ
ウインディ:かえんほうしゃ
ニョロボン:マッドショット
カイリキー:クロスチョップ
ゴローニャ:げんしのちから
ゲンガー:シャドークロー
ナッシー:ねんりき
カイロス:れんぞくぎり
ギャラドス:りゅうのいぶき、たつまき
カビゴン:のしかかり
カイリュー:りゅうのいぶき、ドラゴンクロー
新たに追加されたわざ
オクタンほう:相手のこうげきを大幅に下げる、チャージが遅めのスペシャルアタック。「オクタン」と「キングドラ」が覚える
ミラーショット: 相手のこうげきも下げるチャージの素早いスペシャルアタック。「ナットレイ」「ジバコイル」「ギギギアル」「フォレトス」が覚える
とどめばり:使用後に自分のこうげきも上げるチャージの素早いスペシャルアタック。「スピアー」「ドラピオン」「ビークイン」「ハリーセン」が覚える
はどうだん:強力なかくとうタイプのわざ。「ルカリオ」が覚える
ばかぢから:素早く繰り出せる強力なかくとうタイプのわざ。使用後は自分のこうげきとぼうぎょが低下する。「カイロス」「ハリテヤマ」「カビゴン」「ドサイドン」「メルメタル」が覚える
仕様を変更する既存のわざ
つじぎり:トレーナーバトルで必要とされるエネルギーが減少し、一定の確率で自分のこうげきを大幅に上げる
こごえるかぜ:一定の確率で相手のこうげきを低下させる
ハイドロカノン:トレーナーバトルで与えるダメージが減少
やつあたり/おんがえし:トレーナーバトルでチャージする時間が長くなり、与えるダメージが大きくなる。全てのシャドウポケモンが覚えている「やつあたり」が、リトレーンすることで「おんがえし」になるため、万能になりすぎないように調整した
どろかけ:ジムバトル、レイドバトル、トレーナーバトルでの「どろかけ」のダメージが上がる
すなじごく:トレーナーバトルで使用した際、チャージ時間が短くなる代わりにダメージが減少。相手のぼうぎょを一段階下げる。「ガブリアス」「ドダイトス」「グライオン」が覚えるようになる
じしん:ジムバトルとレイドバトルでのダメージがアップ。
オーバーヒート、りゅうせいぐん、サイコブースト:トレーナーバトルでより素早くチャージできるようになるが、使用後は自分のこうげきが大幅に低下する。バランスを保つために一部のダメージ値を引き下げる。
インファイト:トレーナーバトルでより素早くチャージされるようになるが、使用後は自分のぼうぎょが大幅に低下する
覚えるわざが増えたポケモン
パルシェン:こごえるかぜ
オーダイル:こおりのキバ
ポリゴン2/ポリゴンZ:ロックオン
セレビィ:タネばくだん
ダーテング:バークアウト
カイオーガ:なみのり
ベロベルト:シャドーボール
モジャンボ:パワーウィップ
ヒードラン:かえんほうしゃ
ムーランド:こおりのキバ
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