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シャツのボタンをセンサーに MITとGoogleが「SensorSnaps」開発

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このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。

 MITメディアラボとGoogleが共同開発し10月に発表した「SensorSnaps」は、小型のワイヤレスセンサーノードを衣服に統合できるシステムだ。

photo (A)シャツのボタンにSensorSnapsを取り付けた様子、(B)カフスボタン風に取り付けた様子、(C) SensorSnapsの内部構造、(D)市販のプラスチックスナップファスナーと統合した様子

 両者が開発した円形の小型センサーは、一般的な衣服のどこにでも取り付けられる。とりわけ、スナップボタンへの取り付けが容易だ。

 静電容量式タッチセンサーで触れたことを検出し、ジャイロスコープで回転を検出。使用例として、タップで音楽再生、回して音楽ボリューム調整、腕に取り付けて腕のモーションをキャプチャするなどを挙げている。

 本体重量は2.4グラム、直径19ミリ、厚さ9ミリ。nRF52832搭載BLEモジュールや9軸慣性測定ユニット(IMU)、そして厚さ2ミリの10mAhリチウムポリマーバッテリーなどから構成される。

photo (A)3Dプリンタで印刷された外観、(B)SensorSnapsの内部構造、(C)側面からの画像、(D)厚さ2ミリの10 mAhリチウムポリマーバッテリー

 ネットワークは、コンピュータと無線接続した中央ノード1個と、複数の周辺ノードをBluetoothで接続。実験では中央ノードとの接続にAndroid搭載スマートフォン、またはMacBookを使用した。

 バッテリーの持ちは、スタンバイモードで4時間、ジェスチャーモードで45分。節約のため、ジェスチャーなどのイベントが検出された場合にのみBluetooth経由でデータを送信する。

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この記事の著者

山下裕毅
山下裕毅

2014年から幅広い分野の研究論文をピックアップして解説しているメディア「Seamless」(シームレス)を主宰している。

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