サクッと読める!テレワークしぐさ
「在宅勤務楽しい、ずっと家にいたい」 あれだけ出社したがっていた若手社員が手のひらを返した理由(1/3 ページ)
連載:サクッと読める!テレワークしぐさ
新型コロナウイルス感染防止のため、自宅でのテレワークに挑戦しているITmedia NEWS編集部の面々。慣れない自宅での仕事で、記者たちが直面した困ったこと、気付いたことをサラッとご紹介します。
ITmedia NEWS編集部で在宅勤務が始まって早2カ月。最初は誰にも会わずに過ごす寂しさから、「在宅勤務つらい、出社したい」などと言って3日で断念。電話番をすることにして喜々として出社していた記者だが、あることをしてから「在宅勤務楽しい、ずっと家にいたい」と手のひらを180度ひっくり返して家で黙々と仕事をしている。あること、というのは理想のデスク環境“俺の城”の整備だった。
原則在宅勤務の導入当初、記者は寂しさと外に出られないつらさで心が折れていた。会社でしかできない仕事があるなど、どうにか理由を見繕っては出社したり、寂しさを紛らわすためにペットとして観葉植物を飼ったりしていたが、最近はすっかり慣れてきた。もう半月は出社していない。
なぜあれだけ嫌々していた在宅勤務に慣れたのか。それは、机や椅子を導入して自宅の環境をしっかりと整備したからだ。結果、自分好みの作業場、“俺の城”が完成した。もう会社には戻れない。
布団とノートPCと楽器の部屋
記者の家は1DKのアパートで、部屋は6畳程度の広さだ。これまでは「布団とPCと楽器があれば何とかなる」程度に思っていたため、部屋には床に敷いただけの布団とノートPC、楽器、つけていないテレビしかなかった。机はおろか座布団すらない。楽器やテレビは引っ越しのときからある段ボールの上に置いていた。
上京してから1年間は、それで特に不自由もなく過ごしていた。しかし最近はWeb会議などの機会が増え、部屋が写ると、会議に参加した先輩から「壁しか見えてないけど大丈夫? もしかして窓もない?」と、家具以前の心配をされるようになった。
実は体への負担も大きかった。記者は仕事をするとき、床にあぐらをかいて膝の上でノートPCを操作していた。長時間座りっぱなしになり、ひざの関節が固まって伸びなくなってしまうこともあった。先輩からは「修行でもしているの?(笑)」とあおられたりもした。
自宅の設備をあまり充実させていなかったのは、記者がもともと図書館などの公共の場で過ごすことが好きだからだ。しかしそんな中、4月7日には政府が緊急事態宣言を発令したため、在宅勤務が長期戦になると分かった。せっかくならばと思い、この機会に机と椅子を導入することにした。
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