「その色は本当に見分けられる?」 Adobe、色彩ツールに色覚障害者向けのチェック機能

 米Adobeはこのほど、デザイナー向け色彩ツール「Adobe Color」に色覚障害者が見分けにくい色を警告する機能を追加した。

デザイナー向け色彩ツール「Adobe Color」に追加されたアクセシビリティツール 近い色相、近い明度で色を選んでしまうと人によっては見分けにくいと感じてしまうかもしれない

 Adobe Colorは、色相環(カラーホイール)から特定の規則に沿って5つの色を選べるツール。選んだ5つの色を、赤色の認識が難しい人(1型2色覚)や青色の認識が難しい人(3型2色覚)でも見分けられるかをシミュレーションできる。見分けづらい色がある場合は警告を表示し、適切な色までマウスでカラーポイントが移動されると警告を解除する。

 Adobeは「アクセシビリティーについて考えるステップはアイデア出しの後で発生することが多く、アクセシビリティーに対応しつつデザインコンセプトも満たす色を新たに見つけるには相応の手間がかかる」と指摘。今回の機能追加で、初期の段階からアクセシビリティーに配慮することでデザインにかかる時間を節約できるとしている。

「トライアド」で一見近い位置の色をピックアップしていても、明度の違いなどから色覚障害でも問題なく認識できることが分かる
印刷する
SNSでシェア
SpecialPR

この記事の著者

井上輝一
井上輝一

2016年3月からITmediaにジョイン。ITmedia Mobile、PC USER、LifeStyle、ヘルスケアで編集・執筆を兼務。2017年4月からITmedia NEWSでの兼務も開始。2019年4月にNEWS専属となる。スマートフォンやPCといったガジェット系の他、理系(神経科学)のバックグラウンドを生かして科学系のネタや、量子コンピュータ、ブロックチェーン、AIなど多岐に渡って取材している。

関連記事

こんなメディアも見られています

ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。

メールマガジンを配信中
メールマガジンを配信中

国内外の業界動向、AIやクラウドなどの最新技術、キャリア情報など今知りたい情報をまとめてお届けします。

いますぐご登録

本日の新着記事

アクセスランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

ITmedia NEWS SNS

X @itmedia_newsをフォロー

インフォメーション

ITmediaNEWSをフォロー

あなたにおすすめの記事PR