GIGAスクールのiPad授業、実際はどんな感じ? 墨田区錦糸中学校が実践していること(1/4 ページ)
文部科学省がGIGAスクール構想を2019年に提唱し、2022年で3年目に入った。Appleによれば、この制度によって275万台以上のiPadが導入されたという。現在、どのような教育が行われているのか。iPadを導入している東京都墨田区立錦糸中学校を取材した。
まず見学したのは同校1年2組。古賀隆一郎先生が教える社会科の授業だ。
iPadは生徒1人1台を用意。教室には黒板ではなく大型モニターが用意され、HDMIケーブルでiPadをつなぎ、Keynoteで学習内容を掲示する。テーマは「南アメリカ州を紹介するニュース制作を通して、南米の特色を捉えよう」というものだ。
この授業では、生徒を3~4名のグループに分け、iPadを使って、チームでニュース番組を作る。複数回に分かれた継続プログラムとなっており、内容の研究や構成決め、原稿の作成をチーム内で行ってから、撮影に入る。ちょうど取材当日は「撮影」のスキームに入ったところだった。
撮影時はグリーンバックを用意し、アナウンサー役、ディレクター役、カメラマン役に分かれて、制作を進めていく。筆者はテレビリポーターやアナウンサーの経験があるのだが、役割分担も、さながらプロのコンテンツ制作のようだ。
使うアプリはあらかじめ教員から提案されている。ニュース動画撮影にはカメラアプリ、原稿提示(アナウンサー役の生徒が読む原稿を掲示して使う)にはPages、撮影後のクロマキー合成にはiMovie、ピクチャーインピクチャーの資料を作成するのにはKeynoteだ。
最後は授業を振り返ったまとめで提出。こうしたフィードバックは、授業で体験したことを自分の意見として、適確に書く練習にもなっているようだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
2
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
3
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
6
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
7
藤井風のリサイタル、公式サイトがインターネット老人会すぎると話題 公民館のチラシみたいだけど東京ドーム開催
-
8
松本デジタル相、24.6万件漏えい可能性について説明 「既知の脆弱性を対応前に悪用」
-
9
「iPhone Duo」純正ケース話題、「面白いけど高い」……1万4800円と2万4800円
-
10
「ランジェリーパープルじゃない」「買おうと思ってたのに」 iPhone 18 Pro/Pro Maxの色に落胆の声
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR