シリコンバレーから見た風景

WWDC22の目玉製品はもう1つあった 密かにリリースされたApple Park期間限定Tシャツが素晴らしい理由(5/5 ページ)

Appleとマイケル・シュワブの関係

 さらに深く調べていくと、Fine Arts Museums of San Franciscoに収蔵された彼の作品の中に「Fuel for Thought, poster for Apple Corp」というタイトルのポスターを見つけました。1987年の作品です。

 赤く輝くメガネをかけた人物の頭が煙突になっていてそこから煙がモクモクと出ています。下には「Presented By Apple University」と林檎マーク付きで書かれているので、Apple社内の教育プログラムのポスターのようです。

 かなり昔からAppleとマイケル・シュワブの間にはつながりがあったことが伺えます。

photo 「Fuel for Thought, poster for Apple Corp」1987年の作品。Fine Arts Museums of San Franciscoの公式サイトより

 今回はApple Parkビジターセンターの新限定Tシャツについて紹介しました。お土産用のTシャツではありますが、興味を持って深堀りしていったらちょっとしたトリビアを見つけることができて楽しめました。

 シリコンバレー周辺では、スポーツや音楽の大型イベントが再開して昔に戻った感じですが、その一方でコロナの感染者も増えています。Appleは出社する従業員に対して検査キットを無料で配布し、週2回の検査を義務付けているそうです。これほどの厳重なコロナ対策をしてまでキャンパスの安全を確保しているAppleにとって、Apple Parkに外部のデベロッパーを招待するというのは相当大きな判断だったことでしょう。

 人と人が集まり交流することによって「Fuel for Thought」が注入され、新しいものを考え出すパワーになると信じているのでしょうか。だからAppleは従業員をキャンパスに戻し、デベロッパーが集う場を提供しているのかもしれない、そんなことを考えたWWDCでした。

印刷する
SNSでシェア
SpecialPR

シリコンバレーから見た風景

シリコンバレーでIT企業に勤務する五島正浩さんによる現地トレンドリポート。

この連載の記事をもっと見る

この記事の著者

五島正浩
五島正浩

シリコンバレーのIT企業に勤務するビジネスパースン。現地から最新のトレンドを発信します。

関連記事

こんなメディアも見られています

ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。

メールマガジンを配信中
メールマガジンを配信中

国内外の業界動向、AIやクラウドなどの最新技術、キャリア情報など今知りたい情報をまとめてお届けします。

いますぐご登録

本日の新着記事

アクセスランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

ITmedia NEWS SNS

X @itmedia_newsをフォロー

インフォメーション

ITmediaNEWSをフォロー

あなたにおすすめの記事PR