皆既月食がキレイに撮れるスマホはどれだ! iPhone、Pixel、Galaxyの最新モデルで比べてみた(2/3 ページ)
すごいぞ「Pixel 7 Pro」「Galaxy S22 Ultra」
さて、次はPixel 7 Proだ。光学5倍、4800万画素の望遠カメラを内蔵しており、スペックは申し分ない。クロップすれば(1ピクセルあたりの受光面積は大幅に減るが)光学10倍の1200万画素カメラとしても機能する。さらにGoogleは超解像技術に定評があり、デジタルズームは最大30倍をほこる。
そんなPixelの写りは申し分ない。高画素+超解像がうまく働いているようで、暗い月食でもクレーターの模様を切り取ることができた。AFの挙動も比較的安定している他、望遠撮影時は、手ブレ補正にブーストが掛かるのでピタッと被写体を止めることができる。あとはシャッターを押せば良い。しかも、一歩引いた画角を小窓として左上に表示してくれるため、望遠撮影でも被写体を捕捉しやすい(同様の機能はS22 Ultraにもある)。
Pixelの圧勝かと思いきや、ダークホース的存在がGalaxy S22 Ultraだ。望遠カメラは2つ搭載。光学3倍に加え、1000万画素の光学10倍ズームを内蔵している。iPhoneとPixelのいいとこ取りだ。S22 Ultraでは、2つの望遠カメラとAIによる超解像技術を組み合わせ、なんと100倍のデジタルズーム「スペースズーム」を実現している。
その100倍ズームだが、Pixel 7 Proとはまた違う写りをしていた。S22 Ultraが捉えた月は、像が3つのスマホの中でもっとも大きく浮かび上がったが、Pixel 7 Proと比べると暗さが目立つ。しかし、光量が復活する月食明けはクリアな月が姿を見せた。通常時の月だとスマホとは思えない写りを見せる。
3つのスマホを見てきたが、どのスマホが一番かは好みが分かれるかもしれない。しかし、やはり高倍率のズームレンズを持つPixel 7 Pro、Galaxy S22 Ultraは「皆既月食を撮れるスマホ」といっても過言ではないだろう。手持ちのスマホで天体ショーを収められるとは良い時代になったと思う。
なお、8日は天王星食も同時に発生していたが、さすがに小さすぎて捉えることはできなかった。
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