SaaS対決
法人もキャッシュレス なぜ銀行振込からカード決済に? UPSIDER vs バクラクビジネスカード(前編)(1/3 ページ)
日本のクレジットカードの発行枚数は2億9千万枚。実に1人に3枚が発行されている計算となり、生活に欠かすことができないツールの1つとなっている。一方で法人間取引におけるクレジットカード決済の割合はまだ低く、公共機関がパーチェシング(購買)カードを使っている米国などとは大きな格差がある。
法人用のクレジットカード(いわゆる「ビジネスカード」)も昔から存在はしているが、役員の接待用や出張が多い営業マン用に利用されるケースが多かった。近年ではオンライン決済の普及により、総務がアマゾンやアスクルを支払う場合や、情報システム部門がクラウドサービスなどの利用料を決済する際などに利用されることも増えてきたが、あくまでもクレジットカードでしか支払えない取引に限って利用されるものである。
そのビジネスカードにも最近新しい動きが出てきた。freeeやマネーフォワード、UPSIDER、LayerXなどのスタートアップの参入である。
日本におけるスタートアップへの投資額はこの10年で約10倍になっているが、従来のクレジットカード会社はこの新しい企業群のニーズを汲み取れず、ずっと無視してきた。そこにスタートアップがスタートアップのためのビジネスカードを提供するべく、一気に参入したのである。
今回のSaaS対決では、クレジットカードの歴史や機能をひも解きながら、UPSIDERとバクラクビジネスカードが提供する、決済と管理を円滑にするためのSaaS的な機能を掘り下げていく。単なる支払手段としてのビジネスカードではなく、企業における決済領域全ての業務プロセスをいかに円滑にしていくかという話になるため、自社の既存の業務プロセスやその課題も踏まえて中長期的に導入の可否を検討してほしい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
SaaS対決
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
4
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
-
5
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
6
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
7
「年齢は合ってますが、人間ではありません」 6歳の飼い猫に届いた“進研ゼミの案内” なぜ届いたのかベネッセに聞いた
-
8
GMO熊谷代表「社内ホワイトハッカーが事前に指摘」も対策遅れ、国に「能動的サイバー防御」要請 「責任転嫁では」SNSで批判も
-
9
「若手はAI使うな」は“老害”なのか? 新人教育で「AI禁止」した企業の1年後
-
10
グッスマに不正アクセス、公式EC閉鎖 会員の住所や注文履歴など漏えいか 再開目処立たず
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR