「特選街」のマキノ出版、破産へ
帝国データバンクによると、雑誌「特選街」「壮快」などを発行していたマキノ出版が5月29日、東京地裁から民事再生手続き廃止決定を受けた。今後、破産に移行する見込み。
Webサイト「特選街web」や雑誌「壮快」など一部事業は、譲渡先のブティック社が運営を続ける。
1977年設立。ガジェット情報誌「特選街」や健康雑誌「壮快」「ゆほびか」などを発行していた他、ムック本出版、広告事業も手がけていた。
出版売り上げの約7割を「壮快」が占めるなど40~70代を中心に認知度が高く、2004年2月期には約36億1800万円を売り上げていた。
だが、インターネットの普及や購読者の高齢化が進み、「特選街」は2021年に休刊。22年2月期の年売上高は約14億5600万円に落ち込んでいた。
22年11月ごろから任意整理による再建を目指しスポンサーを探していたが見つからず、23年3月に民事再生手続きを開始。「壮快」「安心」「ゆほびか」など主要誌と書籍の一部事業を別会社に譲渡したが、残る事業はスポンサーが現れず再生手続き廃止となった。
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