知らないと損!?業界最前線
本当に550万円で1LDKの家ができるの? 3Dプリンター住宅の素朴な疑問をメーカーに聞いた(5/5 ページ)
シニア世代の終の棲家として提案
serendix50は、二人世帯を想定した平屋の戸建て住宅だ。イメージしているターゲットは子育てが終わったシニア世代。都心から離れて、静かな終の棲家に移り住みたいと考えた時、550万円の住宅なら車を買い換えるように住めるというわけだ。
「serendix10を発表したときに来た問い合わせは、シニア世帯がほとんどでした。いま住んでいる家の価値が下がっていて売りにくかったり、リフォーム費用が高かったり、またずっと賃貸で暮らしてきたものの契約更新が難しいなど、皆さんいろいろな問題を抱えていました。そこで二人世帯を想定したserendix50を開発しました」(小間さん)
同社ではserendix50を開発するとともに、今後、日本全国に施工協力会社を増やしていく取り組みも行っていくという。すでに静岡や群馬、熊本など多くの施工協力会社が名乗りを上げており、検証を重ねながら展開を進めていく予定だ。
「人が住む家である以上、万が一のことがあってはいけません。ですので、問い合わせはたくさんいただいているのですが、ここから1年かけて、さまざまなポイントをチェックしながら体制を整えていきたいと考えています」(小間さん)
まずは限定6棟の先行販売の住宅をしっかり造り、本格的な一般販売は24年中に始めたいと、小間さんは語る。8月には大阪のヤマイチ・ユニハイムエステートと業務提携を発表しており、3Dプリンターで造った分譲住宅の開発も進めるとしている。
住宅業界は昨今、物価高騰と人手不足で厳しい状態が続いている。その中で3Dプリンターを活用したローコスト住宅は、トレンドになっていく可能性が高そうだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
知らないと損!?業界最前線
コロナ禍によるライフスタイルの変化や各種原材料費の高騰、またデジタライゼーションやDXの波など、ビジネス界を取り巻く変化はより一層大きなものとなっています。常に新しい変化が求められる中で生まれる各業界の最新情報やトレンドを、さまざまな識者の視点でお届けします。
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
Google、「Googlebook」の予約受付開始 899ドル(約14万円)から
-
2
新作「鬼武者」にハマったマンガ家が熱弁する、他とは違う“パリィ”の魅力とは?
-
3
OpenAI、数学者の独立諮問グループと連携 内部モデルは「100件超の未解決問題を解決」
-
4
経営「AIでラクして早く帰って」→社員「帰らない」 工数最大9割減のDeNAも悩むAI効率化の壁
-
5
OpenAI、フロンティアAIの国際標準づくりを米国主導で進めるよう提言 「RSIはまだ起きていない」
-
6
Amazon、MetaのAIエージェント「Muse」による代理購入をブロック Shopifyは全店舗で対応へ
-
7
“自動で耳コピ”アプリ、ヤマハが無料公開 音源読み込み→3分でピアノ譜に
-
8
肖像画をChatGPTに読み込ませて出力→加工して納品 委託先による著作権侵害で、小学館「サライ.jp」が謝罪
-
9
SpaceXAI、「Grok 4.7」発表 コーディングと知識労働向けで同社最高性能、価格は据え置き
-
10
今度は“ディスプレイなし”のAIグラス、「Rokid Ai Glasses Style」を試す
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR