OpenAI、「安全およびセキュリティ委員会」に元NSA長官のポール・ナカソネ氏
米OpenAIは6月13日(現地時間)、元米国家安全保障局(NSA)長官兼米サイバー軍司令官のポール・ナカソネ氏(60)を取締役に迎えたと発表した。同氏は最近設立した「安全およびセキュリティ委員会」にも参加する予定。
OpenAIは発表文で「ナカソネ氏の洞察は、サイバーセキュリティの脅威を迅速に検知し対応することで、AIをどのように活用してサイバーセキュリティを強化できるかをより深く理解するというOpenAIの取り組みにも貢献するだろう」と説明した。
ナカソネ氏は発表文で「OpenAIの使命に対する献身は、私自身の価値観や公務員としての経験と一致している」と語った。
同氏はNSAと米サイバー軍で数十年の経験を積んでおり、当然これらの組織へのコネクションも持っている。
これで取締役会は、サム・アルトマンCEO、アダム・ダンジェロ氏、ラリー・サマーズ氏、ブレット・テイラー氏、ビル&メリンダ・ゲイツ財団元CEOのスー・デスモンド・ヘルマン博士、ソニーの元執行副社長兼グローバル法務顧問のニコール・セリグマン氏、インスタカートCEO兼会長のフィジー・シモ氏、ポール・ナカソネ氏の8人編成となった。
OpenAIでは、これまでAIの安全と制御に取り組んできたSuperalignmentチームの幹部が立て続けに退社し、チームが消滅した。安全およびセキュリティ委員会はその代わりとして設立された。この委員会は「OpenAIのプロジェクトと運営に関する重要な安全とセキュリティの決定について、取締役会全体に勧告を行う責任がある」とOpenAIは説明しているが、トップはアルトマン氏であり、委員会には多くの取締役が参加している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
デンマークの880万人分流出、原因はパスワード「123456」 ハッカー「侵入は難しくなかった」 現地報道
-
2
SBI証券のFXで“誤ロスカット” 再委託先IIJが作業ミス、システムでも検知できず 779口座が対象
-
3
「Google Play」、AI Studioで作った自作アプリを自分の端末で実行可能に AIでゲームを探す機能も
-
4
研究者グループ、中国Tencentのクラウド上の“逸脱”AIエージェント群と交信 報告書の隠しテキストで呼び込む
-
5
デジハリ大、「Claude」を全学導入へ──国内初、“回数気にせず”使い放題に
-
6
Google、待望の新AIモデル「Gemini 4 Argon」一般提供を開始 推論の継続力を強化 一部ベンチでトップに
-
7
化粧品販売「アエナ」約81万人分の個人情報流出か 氏名やクレカ下4ケタ・有効期限など
-
8
IDCFクラウド障害、一部でバックアップ取り出し可能に データ流出は「なかった」
-
9
小中学校の校務に“自前運用”の国産LLM NTT西と茨木市が全国初の実証
-
10
SpaceX、ウクライナ軍の「Starshield」に移動速度制限 マスク氏「決めるのは米軍と大統領」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR