クラウドゲーム「Gクラスタ」が25年2月末で終了へ サービスは10年、技術は20年の歴史
ブロードメディア(東京都港区)は8月8日、クラウドゲームサービス「Gクラスタ」を2025年2月28日正午をもって終了すると発表した。10年以上にわたって提供されてきた「国内初のクラウドゲーム」が幕を下ろす。
サービス終了に伴い、8月30日正午をもって「Gクラスタ テレビ版」の新規会員登録や、テレビ版/アプリ版の全商品の新規販売を終了する。これにはゲーム本体の他、追加シナリオ、月額プランを含む。
Gクラスタは、ゲームの処理をサーバー上で行い、画面のみを端末にストリーミング配信する技術。処理能力の低い端末でもゲームをプレイできるのが特長で、2000年代には「Yahoo!ゲーム」など複数のポータルサイトに採用されていた。もっとも当時はクラウドという言葉は浸透しておらず、「ゲームオンデマンド」「ストリーミングゲーム」などと呼ばれた。
ブロードメディアは2013年に専用ゲーム機「G-cluster」を発売。同時期に登場した「ひかりTV」の対応STBとあわせ「国内初のクラウドゲームサービス」を打ち出す。その後、シャープやソニー、LGエレクトロニクスなどのテレビもGクラスタに対応。現在の「Gクラスタ テレビ版」となった。
技術としては20年以上、現在のサービスも10年以上の歴史を持つGクラスタ。ブロードメディアはサービス終了について「長きにわたり開発運営に努めてきたが、現状においてサービスの品質を維持した運営の継続が困難であると判断した」と説明している。
ただし、今後もGクラスタの技術ライセンス提供事業や、Gクラスタ技術を利用したビジネス向け3D CG配信サービスの提供などは継続するという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
GMO不正アクセスの犯人サイト、ドメイン停止を確認
-
5
資さんうどん、従業員の退職理由などが外部から閲覧可能に 委託先の勤怠システムに設定不備
-
6
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
7
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
8
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
9
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
10
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR