「国語便覧が定価の5~10倍で転売」──出版元が注意呼びかけ 一体何事?
出版社の第一学習社(広島市)は6月16日、同社が出版する「カラー版 新国語便覧」について、フリマサイトなどで転売が相次いでいるとして注意喚起した。中には定価の5~10倍の価格で転売されている場合もあるという。
同社は注意喚起の中で「高額な販売価格の理由が知りたい」「購入した転売品が劣化しているために交換してほしい」との問い合わせがあることを明らかに。正規品の品質については管理しているものの、転売品についての状況は分かりかねるとして、高額転売品や破損品などを購入してしまった場合でも、返金などは受け付けられないと呼び掛けた。
カラー版 新国語便覧は高校生向けの資料集。しかし「文豪とアルケミスト」「刀剣乱舞」など、歴史や文学を扱ったゲームや漫画を取り上げていることがSNSで話題に。作品のファンを中心に、学生だけでなく大人でも創作活動の資料に使えるとして注目を浴びた。
もともと一般販売はしていなかったものの、話題を受け3月にECサイトでの販売を開始。しかしすぐに完売し、その後も再販を行ったものの、6月18日時点では7月以降発送分の予約を受け付けている。
定価は1045円だが、フリマサイトやオークションサイトでは主に2~3倍の価格で出品されており、中には5倍近い価格での出品もある状況(6月18日時点)だ。第一学習社は転売品は購入せず、書店での取り寄せやECサイト「学参ドットコム」の利用など、正規の手段で入手するよう呼び掛けている。
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