ゲーミングチェアをサイバー音響空間に変える「COLO GCS」を体験 見た目はアレだが発想が素晴らしい(2/3 ページ)
「Returnal」と「Rez Infinite」で体験
この日、PS5で体験したゲームの中でも、特に音響的に楽しさしかなかったのが、ローグライクTPS「Returnal(リターナル)」。PS5の3Dオーディオに対応していることでも話題になった作品です。
効果はてきめん。ゲーム音楽、環境音はもちろんのこと、自分が打ち出した武器の音が壁などの近くのものに当たったか、空に向かって消えていったかによる反響音の差も如実に分かるほどでした。
さらに、個人的にゲーム×音ということでは、何度やっても新鮮さのあるシューティングアクション「Rez Infinite」。これも実にすばらしかったです。ゲーム音楽が自分が打ち出したものと同期して変化していくのを、高音を中心とした音で包まれた音と低音の体感で味わうことができるのは、これはもうRez公式スピーカーとして売ってほしいと思ったほどです。
Rez Infiniteは、3Dオーディオ対応でもDolby Atmos対応でもないのですが、それでもCOLO GCSでの立体音響体験は満足以上のものでした。
ここまで見てきたように、当たり前なんですけど、要するにCOLO GCSは、自分の頭のまわりにだけスピーカーを配置すれば最高じゃんというロマンあふれる設計なわけです。わかる! わかるが、それをそのまま設計する心意気が最高です。ただ、普通のオフィスチェアだと、ヘッドレストがないものもあるので、ヘッドレストが事実上の標準装備となっているゲーミングチェアに最適、というわけです。
一方、この形状だと不安になることがありますよね。そうです、COLO GCSには、サラウンドにおいて大事なフロントスピーカーがありません。もちろん、視界の邪魔になるので、横からにょきにょきと出すわけにもいかない。その問題をCOLO GCSは、反射を使ってうまく対応しています。
センターチャンネルのスピーカーは前に向かって音を出すように配置されており、その音を目の前にある画面に反射させて、センターの音は正面から聴こえるように設計しているのです。
つまり、センターの音をより効果的に鳴らすためには、画面からイスは近い方がより効果的ということになります。そして、これはゲーミングチェアでの利用を想定していると、なるほど理にかなった設計だと、ひどく納得しました。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
2
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
3
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
6
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
7
藤井風のリサイタル、公式サイトがインターネット老人会すぎると話題 公民館のチラシみたいだけど東京ドーム開催
-
8
「iPhone Duo」純正ケース話題、「面白いけど高い」……1万4800円と2万4800円
-
9
松本デジタル相、24.6万件漏えい可能性について説明 「既知の脆弱性を対応前に悪用」
-
10
デジタル庁に不正アクセス、個人情報24.6万件漏えいか 各府省庁の職員情報など
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR