「バザールでござーる」あと1年でサヨナラでござーる 35周年の節目に引退へ
NECが1991年から販促キャンペーンなどに使用しているキャラクター「バザールでござーる」が、2026年をもって“引退”することが分かった。黄色いカレンダーも26年版が最後になる。
NECによると、理由は事業の変化。同社は「バザールでござーるは、NECがBtoC事業の割合が多かった時代において、個人ユーザーへの親しみやすさを醸成する販促キャラクターとして誕生しました。一方、近年は社会価値創造型企業としてBtoB事業へシフトする中で、企業イメージとの乖離(かいり)が大きくなってきたため、活用中止を決定しました」と説明する。
バザールでござーるは、1991年11月に販促キャンペーン「NEC冬の情報生活市 バザールでござーる」のキャラクターとして誕生。財津一郎さんが声を担当するサルのキャラクター「バザール・デ・ゴザール」が、バザールに行こうとして失敗し、「ああ~~」と叫ぶテレビCMが人気を博した。
その後、兄の「クロール・デ・ゴザール」、弟の「スモール・デ・ゴザール」などファミリー12人、サブキャラクター18人も登場。関連グッズはカレンダーなどのノベルティが中心だったが、94年に「バザール3兄弟音頭」(歌は財津一郎さん)でCDデビュー。96年には「バザールでござーるのゲームでござーる」という「PCエンジン」向けゲームソフトも発売した。
NECは、1982年に16bitチップ搭載の「PC-9801」を発売して以降、個人を含む幅広い層にPC-98シリーズを普及させたが、1990年代のDOS/V登場やWindows 95発売以降は市場の多様化と共に競争も激化。NECは徐々にBtoC(Business to Consumer)からBtoB(Business to Business)へと事業の軸足を移し、現在はITサービスや社会インフラ関連を中心に展開している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
3
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
4
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
5
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
6
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
7
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
8
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
9
「あ、その情報メモしたい!」を叶えるワイヤレスイヤフォン、Nothing「Ear (3a)」
-
10
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR