エプスタインファイルで公開された伊藤穰一氏のやり取り 所属の千葉工大は「問題なし」──“日本の犬”も「決して問題のある物ではない」
千葉工業大学は、性的人身売買などの罪で起訴され自殺した米富豪のジェフリー・エプスタイン氏に関する捜査資料──いわゆる「エプスタインファイル」に伊藤穰一学長の名前が出てくる件を巡り、ITmedia NEWSの取材に対して「23年の学長就任時にMITの件の第三者調査報告書を含め、入念なバックグラウンドチェックを行った。問題はないと考えている」と答えた。
ジェフリー・エプスタイン氏が保有していたリトル・セント・ジェームズ島(通称:エプスタイン島)を伊藤氏が訪問したことがあるか? と質問したところ、明確な否定や肯定はせず「確認したが、犯罪行為や不正行為は見たこともない(と聞いている)」という。
また2013年9月にエプスタイン氏とやり取りしたメールにあった「Japan/dogs」という、何らかの隠語ではないかとネット上で指摘されている言葉についても回答は避けつつ「決して問題のある物ではない。証拠もある」と話した。なお、この件について大学から声明を出す予定などはないという。
伊藤氏は、2011年から米マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボの所長を務めたが、性的虐待疑惑(当時)のあった米富豪ジェフリー・エプスタイン氏からの資金提供を巡り、19年に辞任。帰国後は千葉工業大学変革センターのセンター長などを務め、23年7月に学長に就任した。
エプスタインファイルは、米司法省が25年末から段階的に公開しているエプスタイン氏による未成年性的人身売買事件の捜査資料。1月末には300万枚を超える文書や多数の画像、動画が追加で公開され、これに伊藤氏とエプスタイン氏がやり取りしたメールなども含まれていた。
一方で、SNSでは事件に関するデマや憶測も多く飛び交っている。2月12日には、事件に関与しているというデマが拡散されたとして、タレントの田村淳さんがXで投稿者らに訂正や謝罪を求めている。
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