セガサミー、「Angry Birds」で約313億円の減損 通期予想は最終赤字に転落

 セガサミーホールディングスは2月13日、2025年10~12月期決算で、子会社のRovio Entertainment(フィンランド)に係るのれんなど減損損失約313億円を特別損失として計上したと発表した。

 この影響などにより、通期の最終損益予想を375億円の黒字から130億円の赤字に下方修正した。

画像 適時開示より

 Rovioは、グローバルにヒットしたスマートフォンゲーム「Angry Birds」の開発元。セガサミーは2023年9月に約1037億円で買収し、グループに迎え入れた。

 その後、グローバルモバイルゲーム市場で短期間に複数の大型タイトルが誕生し、顧客獲得競争が激化。Rovioの収益性は当初計画を下回る状態が続いていた。

 セガサミーがRovioの事業計画を見直し、減損テストを実施した結果、回収可能価額が帳簿価額を大幅に下回ると判明し、減損を決めた。

 繰延税金負債の取り崩しによる約9億円の法人税等調整額を差し引き、最終損益への影響額は約304億円となった。

画像 Angry Birds公式サイトより

 さらに、2024年に買収を発表したオンラインゲーム関連企業のStakelogicについても、主要市場のオランダの規制強化を背景に収益性が低下。期末に約150億円(精査中)の減損損失を追加計上する見込みだ。

 パチンコ・パチスロ関連事業などは好調で、通期の売上高予想は4750億円から4900億円に上方修正したが、営業利益は530億円から400億円へ引き下げた。

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