OpenAI幹部3人が退社 「Sora」や科学研究部門の縮小が背景か
米OpenAIの幹部3人が4月17日(現地時間)、それぞれ退社するとXへのポストで発表した。最近サービスを終了した「Sora」のトップだったビル・ピーブルズ氏、「OpenAI for Science」担当副社長のケビン・ワイル氏、B2Bアプリケーション担当CTOのスリニバス・ナラヤナン氏だ。
ピーブルズ氏はポストで、2人だけで立ち上げたSoraが、業界全体で動画への巨額の投資を呼び起こし、一般の人々に変革を理解させることに貢献したことを誇りに思うと語った。今後の計画については触れていない。同氏のポストにはサム・アルトマンCEOが「次に何をするのか楽しみだ」とリプライしている。
ワイル氏はポストで、自分が立ち上げたOpenAI for Science部門が他の研究チームへと統合されることになったため、「今日が出社最終日になった」と説明した。同氏は昨年10月、GPT-5がエルデシュ問題の解決策を見つけたとXにポストし、批判されてポストを削除している。同部門は16日に生命科学分野に特化した推論モデル「GPT-Rosalind」を発表したばかりだ。ワイル氏は「科学の加速は、AGIへの推進による驚くほどポジティブな成果になるだろう」とし、アルトマン氏や休職中のAGI担当CEOのフィジ・シモ氏、チーム全体を「応援している」と語った。
ナラヤナン氏はポストで「今後のプロダクト展開のタイミングを考えると、今が退くのに適切な時期だと感じた」とし、次のキャリアを決める前にインドにいる高齢の両親と過ごす時間をとると語った。
米Wall Street Journalによると、OpenAIはSoraやOpenAI for Scienceなどの“副次的な事業”を縮小すると決定したという。
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