楽天の株主優待SIM、ヤフオクに出品される LINEヤフーは削除対応「悪用リスク等を鑑み」(1/2 ページ)
ネットオークション「Yahoo!オークション」(以下、ヤフオク)で6月24日ごろから楽天グループの株主優待SIMが出品されていることが確認され、LINEヤフーが削除対応を進めている。あるXユーザーの投稿がきっかけで発覚した。SIMの無断転売は「携帯電話不正利用防止法」に抵触する恐れがある他、悪用されるリスクも指摘されている。
楽天グループは株主優待として、データ通信用のSIMカードを株主に提供している。月30GBのデータ通信に加え、専用アプリ「Rakuten Link Office」を使った国内通話のかけ放題を一定期間無料で利用できる。
同社は株主優待サイトで、優待で受け取ったSIMの譲渡・売却・換金を禁止すると明記。「SIMの譲渡・転売は、詐欺などの犯罪に利用される可能性があり、利用規約で固く禁止されています」と説明し、発覚した場合は利用規約に基づいて回線の利用を停止するとしている。
これらの出品物について、ITmedia NEWSがLINEヤフーに問い合わせたところ、「出品物の性質や悪用リスク等を鑑み、現在、削除対応を行っている」と回答した。同社は24時間体制で、AIやシステムによる不正検知と専門チームによる目視を組み合わせたパトロールを実施しているといい、出品禁止対象に該当すると判断した場合はガイドラインに基づいて対応するとしている。
今後も情報収集とパトロールを継続し、不適切な出品を確認した場合は削除などの対応を取る方針だという。これらの出品物は26日の午後6時時点で、ヤフオク上の検索には出てこない。
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