ゆうパック、平均約10%値上げ ゆうパケットは一律360円に 10月から(1/2 ページ)
日本郵便は7月3日、宅配便「ゆうパック」と小型荷物向け「ゆうパケット」の基本運賃などを10月1日に改定すると発表した。物価や人件費の上昇によるコスト増が背景で、基本運賃のほか付帯商品や包装用品の価格、荷物の引き受け条件も見直す。
ゆうパックの基本運賃は、サイズや届け先によって異なるが平均で約10%引き上げる。「重量ゆうパック」は改定後の基本運賃に620円を、「空港ゆうパック」は880円をそれぞれ加算した額とし、ゴルフ・スキー・空港の各ゆうパックには荷物1個当たり30kg以下の重量条件を新たに設ける。あわせて包装用品19品目も値上げし、例えばゆうパック・箱(120サイズ)は380円から420円になる。
ゆうパケットはこれまで厚さ1cm以内250円、2cm以内310円、3cm以内360円と3段階に分かれていた運賃を、一律360円に統合する。厚さ1cm以内だった荷物は110円の値上げになる。
郵便ポストから発送できる「クリックポスト」も185円から240円に引き上げる。ただし引き受け条件は緩和し、重さの上限を1kgから2kgに倍増するほか、サイズの上限も「長辺34cm、短辺25cm、厚さ3cm」から「3辺合計60cm、長辺34cmかつ郵便ポストに投函可能なもの」へ改める。差出方法は郵便ポストへの投函に一本化し、郵便局窓口への差し出しは受け付けないようにする。
改定の背景について同社は、物価や人件費の上昇によるコスト増を挙げ、安定的な物流サービスの継続に必要な措置だとしている。あわせて、郵便局アプリの「ゆうパックスマホ割」を通じ、通常より安く利用できるキャンペーンの実施を予定するという。
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