Metaの新AI「Muse Image」公開に伴う注意点 Instagram公開アカウントのコンテンツ再利用を防ぐには
米Metaが画像生成AI「Muse Image」を公開し、Instagramストーリーズのエフェクトなどとして提供を始めた(関連記事)。これにより、公開アカウントで投稿した写真や動画が、他のユーザーによってMetaのAI機能で改変され得るようになる。Muse Imageの機能は日本ではまだ提供されていないが、公開アカウントのコンテンツは日本以外のユーザーに再利用される可能性がある。
Instagramの公式ヘルプページ「Instagramメディアの再利用」によると、アカウントを公開している場合、投稿した写真、動画、リールの一部または全部を、他のユーザーがリミックス、シーケンス、テンプレート、スタンプなどの機能で再利用して新しいリールや投稿、ストーリーズを作成できる。
さらに、他のユーザーがMetaのAI機能を使って、Instagramコンテンツを基にしたコンテンツを作成できる場合があるという。他のユーザーの設定によっては、再利用されたコンテンツが検索エンジンの結果に表示されることもあるとしている。
再利用の初期設定はアカウントのプライバシー設定によって異なる。非公開アカウントの場合、リール、フィード動画、写真のいずれも他のユーザーは再利用できない。一方、公開アカウントの場合は、再利用が利用可能になった後にシェアしたコンテンツを、誰でも全部または一部を再利用できる。18歳未満の公開アカウントでは、設定で再利用を許可している場合でも、再利用できるのは本人がフォローしている人のみに制限される(初期設定は「フォロー中の人」になっており、「全員」あるいは「なし」に変更可能)。なお、MetaのAI機能を使った再利用は現時点では一部の地域のみで提供されている。
再利用は、アカウント全体でいつでもオン/オフを切り替えられる。モバイルアプリの場合、プロフィール画面右上の「メニュー」から、「他の人があなたとやり取りできる方法」の下にある「共有と再利用」を開き、「InstagramおよびMetaのAI機能で他の人があなたのコンテンツを再利用することを許可する」(本稿執筆時点では、まだ英語表記だった)セクション内にある、「投稿」や「リール動画」のトグルをオフにする(初期設定ではオンになっている)。投稿単位でオフにすることもでき、対象の投稿やリールのオプションから「再利用をオフにする」を選べばよい。ただし、オリジナル音源やテキスト、コメントの再利用はオフにできない。
注意したいのは、設定をオフにしても遡及的には適用されない点だ。再利用をオフにする前に他のユーザーが作成したリールや投稿、ストーリーズは、自分が元のコンテンツを削除しない限りInstagramに残る。
ヘルプページは、コンテンツを公開から非公開へ切り替えた場合、24時間以上が経過すると自分のコンテンツを使った他者のリールや投稿、ストーリーズはすべて削除されるとする一方で、「MetaのAI機能を使用して他の人が作成したコンテンツは削除されない」と明記している。つまり、再利用をオフにしても、また非公開に切り替えても、既にMetaのAI機能で生成されたコンテンツは残るということだ。
再利用は公開アカウントでは初期設定で有効になっており、無効化するにはユーザー自身が「共有と再利用」設定でオフにする必要がある。
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