X Money、米国で提供開始 送金・預金がXアプリ内で 年最大6%の利回りやメタル製カードも
米Xは7月27日(現地時間)、金融サービス「X Money」を米国のX PremiumとPremium+の加入者向けに提供を始めた。Xアプリ内に預金口座と米Visaのデビットカード「X Card」を持ち、利用者同士なら手数料はかからず、金額や回数の上限もなく即座に送金できる。
X内の送金だけでなく、一般の銀行口座と同じような入出金にも対応する。銀行口座への送金や小作でき、ATMからの引き出しは手数料無料。手数料が発生した場合は3日以内に返金するという。
給与振り込みは通常の支払日より最大2日早く受け取れる。米国では勤務先が支払日の数日前に銀行へ入金データを送っており、X Moneyはそれを受け取った時点で残高に反映するためだ。
また、預金残高には利息が付く。Premium+の加入者に適用する金利は年6.00%で、Premiumの加入者も給与などの受け取り口座にX Moneyを指定するといった条件を満たせば年6.00%になる。
X Cardは、申し込むとバーチャルカードを自動で発行し、米AppleのApple Payに追加できる。金属製の実物カードも注文でき、券面の名義表示やXのユーザー名を載せるかどうかを選べる。Visa加盟店で使え、対象となる買い物では3%を還元。海外での利用手数料はかからない。
セキュリティ面では、口座の認証にパスキーを使う。取り引きごとに上限額や追加認証の要否を利用者が設定でき、カード決済はVisaの不正検知の仕組みが守る。なお、Xは銀行免許を持っていないため、決済事業は子会社のX Payments LLCが担い、利用者が預けた資金は提携先である米Cross River Bankの口座で管理する。
X Moneyを利用できるのは、米国在住で18歳以上のX PremiumとPremium+の加入者。X社は6月25日にPremium+の一部利用者へ先行公開し、意見を集めていた。今回、招待制のβ版を終えて正式提供を始めた形だ。
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