Apple、16%増収で第3四半期として過去最高 クックCEO最後の決算「将来をかつてないほど楽観」

 米Appleは7月30日(現地時間)、第3四半期(2026年4月~6月)の決算を発表した。売上高は前年同期比16%増の1094億1700万ドルと過去最高を記録した。純利益は27%増の297億8900万ドル(1株当たり2.02ドル)で、1株当たり利益は第3四半期として過去最高を更新した。

 この好調の要因として、iPhone、Mac、サービスの各部門で、また、すべての地域でも2桁の増収を達成したことが挙げられている。

 製品別では、iPhoneが22%増の542億5200万ドル、Macが29%増の103億5200万ドル、サービスが12%増の307億3900万ドルで、それぞれ第3四半期の記録を更新した。ウェアラブル・ホーム・アクセサリは6%増の78億8300万ドル。一方、iPadは6%減の61億9100万ドルで、主要カテゴリで唯一の減収となった。Macの伸びについてティム・クックCEOは、3月に投入した低価格ノートPC「MacBook Neo」と「MacBook Pro」の好調を挙げた。

 地域別では、北米が11%増の457億8100万ドル、欧州が22%増の293億9500万ドル、中華圏(Greater China)が22%増の188億1600万ドル、日本が13%増の65億5400万ドル、その他アジア太平洋が16%増の88億7100万ドルだった。

地域別およびセグメント別売上高推移

 クック氏は決算発表後の電話会見で、今回が自身にとって最後の決算電話会見になることを明らかにし、次期CEOに就任するジョン・ターナス氏への移行が順調に進んでおり、Appleの将来に対してかつてないほど楽観していると語った。注目のAI戦略については、WWDC26で発表した「Siri AI」の初期ユーザーからの評価が驚異的であると自信を見せた。また、同社は2017年のNeural Engine導入以来、AIを中核に据えたシリコンやシステムへの投資を意図的に続けてきたと説明した。

 ケバン・パレクCFOは今後の見通しとして、7~9月期は為替の逆風に加えて、iPhone、Mac、iPadにおける供給制約が著しく増加することが予想され、全体の売上高成長率は9~11%にとどまるとの厳しい見解を示した。

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