「批判を真摯に受け止める」平口法相、ネトフリ「ラヴ上等」とのコラボ中止に
平口洋法相は8月28日の記者会見で、Netflixで配信中の恋愛リアリティー番組「『ラヴ上等』シーズン2」とのタイアップ中止について、「批判や心配を真摯に受け止める」と述べた。
平口氏は、タイアップの狙いについて「作品の内容が犯罪や非行から立ち直ろうとする人を支える更生保護の取り組みとも通じることから、タイアップを通じて更生保護を広く知ってもらう機会になればという意図で行った」と述べた。
「配慮に欠ける」批判も
タイアップ中止の理由については、「犯罪被害に遭った人の心情への配慮に欠けるのではないかなどの批判や、これまで更生保護に協力をいただいてきた人からの心配の声も頂いた。こうした意見を真摯(しんし)に受け止めるとともに、当初のタイアップの意図を全うすることが難しい状況になっていることも考慮し、タイアップを取りやめることとした」と説明した。
その上で、「犯罪被害に遭った人の心情への十分な配慮と、犯罪や非行から立ち直ろうとする人の改善更生を支え、再犯防止に取り組むことの双方を大切にしながら、更生保護の取り組みと、その意義について広く社会に知ってもらえるよう、適切に取り組んでいきたい」と語った。
「自分の頭で答えている」フリー記者に反論
また、会見では、外国人政策を巡り平口氏がフリーランス記者の質問に反論する場面があった。
「不法滞在者ゼロプラン」について、フリー記者は「ゼロプランの推進と、永住許可、在留資格の厳格化、特に手数料の大幅な引き上げが、本当に外国人が日本で活躍していくという政策になると真面目に考えているのか。どう考えても、これは日本に定住する外国人が日本を避けるようになると思う。それでもかまわないと思っているのか」と持論を交えて質問した。「率直な考えを言ってほしい。いつも隣からペーパーもらっている。自分の頭でお願いします」とも付け加えた。
これに対し平口氏は「自分の頭でちゃんと答えているつもりだ。事前に頂いた質問を十分に踏まえて書いているので、そういうふうになる」と反論。「在留外国人の手数料、在留許可手数料の額の引き上げは、外国人の出入国および在留の公正な管理に関する施策の実施に必要な費用について、外国人に相応な負担を求めることによって、それらの施策を確実に実現しつつ、さらなる強化、拡充を図るものだ」と述べた。「施策を進めることで、わが国として必要な外国人を受け入れつつ、わが国の法やルールのもとで、国民と外国人が互いに尊重する社会を実現することができる。このことは外国人にとってわが国の魅力を高め、わが国の経済社会に積極的な効果を生む」と強調した。
copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
プールにはおしっこが何リットル混じっている? 人工甘味料を基に計測 カナダチームが2017年に調査
-
2
「脳のゴミ掃除」を薬で活性化、東大と新潟大がマウスで実証 アルツハイマー病の原因を抑制、海馬の萎縮も阻止
-
3
「5G SAにしたら圏外」──povo、一部スマホで接続不能に KDDI「誤った設定だった」と謝罪
-
4
「Backlogの値上げエグすぎ」SNSで悲鳴 ユーザー無制限プラン、月最低1.6万円→3.6万円に
-
5
103年前の関東大震災、どこがどれだけ揺れた? 市区町村別の「詳細震度」マップがXで話題に
-
6
ダサいスライド資料を作る大会が開催中 応募フォームもダサい
-
7
Anthropic、AIで物理機器を制御する共通規格「MHS」発表 将来オープンソース化へ
-
8
アイドルの宮本佳林さんが登壇したCloudflare開発者イベント、アーカイブ配信中
-
9
「Twitter」が帰ってきた? 元Twitter法務のスタートアップが新SNS立ち上げ Xとは係争中
-
10
Google、「Gemini Notebook」に購入済み電子書籍を追加できる「Expert Intelligence」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR