Salesforce.com、CEOのインタビュー掲載でIPO延期
米Salesforce.comは6月4日、株式公開(IPO)の計画を、先月いったん延期したことを明らかにした。マーク・ベニオフ会長兼CEOの1日がかりのインタビュー記事が米New York Times紙に掲載されたことを受けた措置。Salesforce.comは現在でも、一定の「クーリングオフ」期間を経てIPOに踏み切る計画だが、当局に提出した修正事項の中で、証券法の条項違反に問われる可能性があることを認めている。同法には、IPOを控えた企業の幹部による誇大宣伝を防ぐ狙いがある。
「(この記事への)当社の関与やこうした行為が証券法違反に当たると裁判所が判断すれば、違反のあった日から1年間、今回のIPOで売却済みの株式を当初の売り値で買い戻すことを命じられる可能性がある。証券法違反があったと訴えられた場合、積極的な反論に努める」と同社は記している。
今年に入ってハイテク企業十数社がIPOを申請、1990年代後半以来のIPOブームの兆しを見せている。IPOを計画しているのはSSA Global、アプリケーションサービスプロバイダーのRightNow Technologies、分析サービス会社WebSideStory、Lindows、そしてGoogleなど。
Salesforce.comは昨年12月にIPOを申請、こうした各社の先陣を切ってこれを実現する公算が高い。ただし、積極的な発言で知られるベニオフ氏が一定期間、口を閉ざしていられればの話だが。
Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
サービス終了した「Link!Like!ラブライブ!」開発元が破産 負債103億円超 東京商工リサーチ
-
2
東京ガス子会社、社員が飲酒後にPCを紛失 個人情報約2万件を保存
-
3
悪酔いにチェイサーは効果なし? 日本酒4合+水1Lを飲ませ二日酔い調査 大分大などが研究
-
4
豪雨被害の千葉で「通れた道マップ」トヨタが公開 直近3時間の通行実績が分かる
-
5
Google版“AirTag”こと「Pixel Tag」登場 10億台のAndroidネットワークで居場所を探知
-
6
「収益化のハードルが低いのを知っていますか?」―─ニコニコがXでアピール YouTubeの条件引き上げ受け
-
7
熊本「通れた道」マップ、トヨタが公開 ホンダも「通行実績情報マップ」
-
8
LINE、送信後のメッセージを編集可能に 15分以内限定 秋以降は有料化
-
9
トランプ大統領、民間企業によるサイバー攻撃作戦を認める覚書に署名
-
10
Anthropic、「Claude」で生成したテキストに“見えない透かし” 日本を含むグローバルに適用へ
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR