携帯機器向けデジタル署名を省メモリ・低消費電力で
日立製作所のシステム開発研究所は8月6日、モバイル機器向けに省メモリ・低消費電力で高速なデジタル署名技術を確立したと発表した。
モバイル機器でもデジタル署名技術を活用した認証処理が普及しつつある。だがモバイル機器内部の秘密情報そのものを。実行時間や漏えい電磁波などの物理情報から調べる攻撃に遭う危険性も指摘されている。
つまり暗号技術を使うには、暗号アルゴリズムレベルの安全性だけは不十分で、暗号技術の実装方法も重要だとされる。しかし両方の安全性を同時に備える技術は、モバイル機器では負荷が高く、速度低下やメモリ使用量、消費電力が増えてしまう点が課題だった。
日立は省メモリ・低消費電力かつ高速なデジタル署名技術として「wNAF」を開発。楕円曲線暗号の計算方式の一種で、アプリケーションの状態に応じて処理速度や使用メモリを最適にカスタマイズできるのが特徴だ。このほど同技術をモバイル機器に実装した場合の安全性について理論的な検証を行ったところ、有効性を確認したとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
日本人の大腸がん、約半数に“腸内細菌の毒素”が関与 40歳以下の発症は7割 東大・阪大が200人を全ゲノム解析
-
2
「コミューン」不正アクセスでLINEヤフー、Sansan、パナソニックでも会員情報漏えいの可能性
-
3
「お前たちのクラウドはわれわれのもの」 IDCFクラウドの管理画面に出た攻撃者のメッセージ 内容に運営元は
-
4
履歴書100通に1通「AIだけが読める文字」 20万件調査でわかった“就活ハック”の手口 米研究
-
5
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
6
山中で遭難の16歳少年、登山計画に生成AI「Claude」利用 救助隊は「ルートの妄信」警鐘
-
7
JR東日本、「えきねっと」「ビューカード」などで漏えいか メルアドなど最大609万件 IDCFへの不正アクセスで【追記あり】
-
8
SBI証券、Google・Appleパスキー乗っ取り被害「確認されていない」 注意喚起は他社事案
-
9
OpenAI、安全性研究者3人を解雇 本人らは「安全性を優先したため」と主張、同社は「機密情報の扱いに関する規定違反」と説明
-
10
ChatGPT、無料版を含む全ユーザーに「GPT-6」 回答内に“操作できる画面”を生成する「Intelligent UI」搭載
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR