MSがプライバシー対策強化。検索データは「18カ月で匿名化」
米Microsoftは7月22日、同社の検索エンジンやオンラインサービスの利用者に関するプライバシー対策の強化を発表した。
同社はユーザーのプライバシー強化のため、Live Searchユーザーの検索データを18カ月経過後に匿名化するとしている。18カ月経過後にcookie ID、IPアドレス、その他個人を特定可能な情報を恒久的に削除する。検索キーワードとユーザーのアカウント情報を別々に保管するなど、同社が収集したデータがプライバシーに与える影響を最小限に抑える対策も取る。
ユーザーがMicrosoftに引き渡す情報を管理するための新たな方法も提供する。例えば、Microsoftは年内にサードパーティーのWebサイトへの広告配信を開始する予定であり、その際にユーザーがMicrosoft広告ネットワーク上の行動ターゲティング広告(ユーザーの行動を記録して興味に合った広告を配信する)を拒否できるようにする。そうした広告に使われる個人データと関連づけられることなく、ユーザーが検索やWebサーフィンをできるようにしたりもするという。各種サービスのパーソナライズに関しても、ユーザーがコントロールできるようにする。
またプライバシー強化の一環として、Microsoftはオンライン広告企業の団体Network Advertising Initiative(NAI)への加盟を発表した。NAIは新興メディアのプライバシー問題や消費者保護問題に取り組む団体。サードパーティーWebサイトへの広告配信を開始するのに合わせての加盟になるという。
Microsoftはまた、先に新たなプライバシー管理技術を導入したAsk.comとプライバシールール作りで協力すると発表した。IT企業、消費者団体、学術関係者と協力して、検索とオンライン広告におけるユーザーデータの収集、利用、保管に関するプライバシー保護の業界基準確立を目指す。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
資さんうどん、従業員の退職理由などが外部から閲覧可能に 委託先の勤怠システムに設定不備
-
2
グッスマ、顧客の2800人のカード番号全16桁+セキュリティコードなど流出か 下4桁は40万枚分
-
3
楽天カード、本人認証をワンタイムパスワードに統一 27年2月から順次
-
4
「PayPay連携の銀行から、お金全部盗られた」被害報告……原因と対策は? PayPayに聞いた
-
5
松屋の公式アプリとWebサイトが停止 不正アクセスを検知、モバイルオーダーや弁当予約も使えず
-
6
ベネフィット・ワンの委託先に不正アクセス セゾン会員向け優待サービスで約2.9万人分の個人情報漏えい
-
7
NEC、委託先の情報漏えいで謝罪 「セキュリティ事業を手掛ける企業として反省」
-
8
ANAの予約情報に不正アクセス、JALと同じ委託先経由で 個人情報をのぞき見た痕跡も
-
9
不正アクセスによる漏えい人数、半年余りでのべ2億6000万人に 日本人口の2倍超
-
10
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR