「自分をググったことがある」人は47%――米団体調査
自分の情報をネットで検索したことがあるネットユーザーは約半数――非営利団体Pew Internet & American Life Projectが12月16日、このような調査結果を発表した。
この調査は2006年12月に、約2300人の米国の成人(うちネットユーザーは約1600人)を対象に電話で行ったもの。それによると、自分の情報をネットで検索したことがあるインターネットユーザーは47%と、2002年の調査時の22%よりも増えた。ただし、そのうち定期的に自分の名前を検索している人はわずか3%で、7割以上は1回か2回の検索にとどまっている。
ブログや写真共有サイト、動画投稿サイト、SNSなどで個人の情報が露出する機会が多くなっているものの、大半のネットユーザーはどんな個人情報がネットに出回っているかを知らないようだ。オンラインで電子メールアドレスや自宅住所、電話番号、勤務先を調べられると回答したのは約3分の1。写真や所属団体、署名入りの執筆物、政治的所属、携帯電話番号、ビデオがオンラインで手に入ると考えているユーザーはもっと少なかった。だが専門家によると、実際には、ほとんどの人についてこうした情報の多くがWebやオンラインデータベースで入手できるという。
どんな個人情報が出回っているのか知らないためか、60%のネットユーザーは、オンラインに自分の情報がどれだけ載っているか心配していないと答えた。自分に関するオンライン情報を制限する手段を取っていると回答したのは38%だった。
また、個人的な知り合いや仕事上の知り合いについてオンラインで検索したことのあるネットユーザーは53%に上った。検索したものは、連絡先が72%、仕事に関する情報が37%、SNSのプロファイルが33%、写真が31%、不動産取引や離婚手続き、破産歴などの公的記録が31%だった。
検索した相手では、「連絡が取れなくなった昔の知り合い」が36%と最も多く、友人が26%、家族が23%、同僚や仕事のライバルが19%、近所の人が17%、会ったばかりの人やこれから会う人が12%、雇おうと思っている人が11%、交際相手が9%だった。
「ノスタルジーは多くのネットユーザーの検索の動機になっているようだ。最も多い検索相手は昔の友人や恋人、元同僚など過去の知り合いだ。これは、インターネットに社会的関係を再開、再生する力があることを強く示している」と調査報告書の共同著者スザンナ・フォックス氏は述べている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
個人向けGeminiのモデル選択が厳格化 無料ユーザーが使えるのは「Flash-Lite」のみに
-
2
日経社員のGoogle Workspaceに不正ログイン 1646人分の個人情報漏えいか
-
3
「Androidのマイナンバーカード」提供へ 20日から 物理カードなしでも本人確認など可能に
-
4
「OpenAIの文化は壊れている」──安全性報告書を統括した従業員が退社し、寄稿
-
5
タイムズカー漏えいで集団訴訟の動き、登録3000人弱 呼び掛けた弁護士に聞いた──「謝罪で済む案件ではない」
-
6
渋谷区でシステム障害、窓口業務を縮小 復旧の見通し立たず
-
7
再び浮上した「クレカ表現規制問題」 クリスタやpixiv FANBOXの騒動からマンガ家が感じた不安と焦り
-
8
第一生命に不正アクセス 従業員情報12万人分漏えいか 退職者も対象
-
9
「アバハウス」全顧客の情報漏えいか 会員・受注DBに不正アクセス 「不審な返金メール届いた」報告で判明
-
10
免許証の悪用防ぐ届出集中、CIC・JICCで手続き遅延 タイムズカー情報流出直後に
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR