AMDのクアッドコアOpteronに賭けるRackable
高密度x86サーバとストレージで知られる米Rackable Systemsが、AMDのクアッドコアOpteronを使った新システムの発売準備を進めている。
同社はIntelの45ナノメートル(nm)Xeonプロセッサを使った新システムも計画中だ。
Rackableは1月10日、Eco-Logical 1U(1.75インチ)シリーズにさまざまな種類のOpteronプロセッサを採用すると発表した。また、Intelの45nm版Xeonプロセッサもポートフォリオに追加する計画だ。
Hewlett-Packard(HP)やIBMと同じレベルとは言えないが、RackableによるクアッドコアOpteron搭載システムの発売は、前評判の高かった同プロセッサを2007年中に市場に出そうとして一連の問題に見舞われたAMDにとっては朗報だ。AMDは2007年12月に米ニューヨークで開いた金融アナリスト向け説明会で、同プロセッサの技術的問題はすべて解決し、今年第1~3月期に大量出荷を開始すると発表していた。
大手OEM各社のシステムは4~6月期に登場する見通しだ。
Rackableの新システムはすべて、奥行き15.5インチのハーフデプスサーバのシリーズ製品となる。このシステムは、2007年にサンフランシスコで開かれたIntel Developer ForumでRackableが披露したモバイルデータセンター「ICE(Integrated Concentro Environment) Cube」に使われている。
Rackableの新システム11機種は、3.5インチ1基または2.5インチ2基のホットスワッパブルSAS(Serial Attached SCSI)かSATA II(Serial ATA II)のHDDが選択できる。メモリは最大64Gバイト、ディスク容量は最大2Tバイトの仕様になる。
Intel版のシステムは、Intel 5000Pチップセットを搭載し、新しいXeon 5400シリーズの複数のプロセッサをサポートする。Xeon 5400は、最高3.2GHzのクロックスピードを実現するIntelの新しい45nmプロセッサ。
AMD版のサーバはNVIDIAのnForce 2200または3600チップセットを利用。最大2.0GHzのクロックスピードを発揮する2300シリーズのクアッドコアOpteronを搭載する。
Rackableの新システムはすべてプロセッサ1基または2基に対応し、サーバ当たり最大で8コアになる。
Editorial items that were originally published in the U.S. Edition of “eWEEK” are the copyrighted property of Ziff Davis Enterprise Inc. Copyright (c) 2011. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
2
Apple、「iPad mini」を大幅刷新 8.5インチOLEDとA20 Pro搭載、防水にも対応 11万9800円から
-
3
「年齢は合ってますが、人間ではありません」 6歳の飼い猫に届いた“進研ゼミの案内” なぜ届いたのかベネッセに聞いた
-
4
GMO熊谷代表「社内ホワイトハッカーが事前に指摘」も対策遅れ、国に「能動的サイバー防御」要請 「責任転嫁では」SNSで批判も
-
5
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
-
6
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
7
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
8
ジョーシンへの不正アクセス、最大623万件漏えいか 運転免許証2件・マイナカード1件なども
-
9
グッスマに不正アクセス、公式EC閉鎖 会員の住所や注文履歴など漏えいか 再開目処立たず
-
10
野村総研、サイバー攻撃時の「能動的なシステム停止」を支援する新サービス
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR