JAXAがウイルス感染事件の調査結果を報告、機密情報の漏えいは認められず
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3月27日、1月に明らかになったコンピュータウイルス感染に伴う情報漏えい事件に関する調査結果を発表した。「事案を重く受け止め、さらなるセキュリティ強化に取り組む」としている。
この事件では、昨年7月にJAXA職員あてに不審なメールが送り付けられ、職員の端末が未知(当時)のコンピュータウイルスに感染。1月13日に行った会見で、国際宇宙ステーションへの物資補給機(HTV「こうのとり」)に関する情報やシステム(NASAを含む)のログイン情報、約1000件のメールアドレスが外部に漏えいした可能性を明らかにしていた。
その後の調査から漏えいした情報は、端末保存されたデータおよび業務中に表示した画面情報、端末からアクセスしたシステムのログイン情報であることを確認。端末の情報に関しては機密性の高いものは含まれておらず、システムへの不正アクセスも確認されなかったとしている。
メールアドレスについては個々の漏えいの有無までは特定できず、JAXAはアドレス保持者全員に謝罪と注意喚起の連絡をしたという。
なお感染は、未知のコンピュータウイルスが添付された不審なメールを、最新の状態ではないソフトで開いてしまったことが原因だと特定した。既に対策を完了したとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「うんこ移植」でピーナツアレルギー改善、15人中6人が数粒食べられるように ヒトの実証は初 Science系列誌掲載
-
2
Gmail、他社メアドを送信元にできる機能を廃止へ
-
3
個人開発「家系ラーメンマニア」で利用者急増 対応追いつかず一部停止 「より信頼していただけるアプリに」
-
4
手術中の大地震、患者守る医療スタッフ……熊本総合病院の動画に反響 「プロの動き」「尊敬」
-
5
「ChatGPT」のデフォルトモデル、PlusとProは「Sol」に、無料版は「Luna」でテキストチャット無制限に
-
6
「プチプチ」の川上産業、「プチプチ株式会社」に社名変更 創業58年で
-
7
熊本地震で地面がずれた場所、35kmの線状に 衛星データで「変位境界」を判読 国土地理院
-
8
イーロン・マスク氏の「Terafab」、建設地決定 テキサス州グライムズ郡に168億ドル投資
-
9
写真加工アプリ「SNOW」にステマで措置命令 報酬付きでX投稿依頼、広告表示なし 消費者庁
-
10
「高学力=ストレスに耐えられる」ではない 秀才が苦しむ一方、収入・満足度が高いのは…… 医学生・医師1000人超を分析
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR