「DeepL翻訳」有料サービスが国内にも 月額1200円から APIも提供
独スタートアップのDeepLは6月16日(現地時間)、機械翻訳サービス「DeepL」の有料版「DeepL Pro」の提供を国内向けにも始めた。個人・チーム向けにそれぞれ3プランを用意しており、月額1200円から利用可能。ソフトウェア開発者向けに、製品やサービスにDeepL翻訳を利用できる「DeepL API」プランも提供する。
DeepLは、2017年8月に提供を開始したディープラーニング活用の翻訳サービス。ブラウザやPCのアプリケーション上から文章を翻訳でき、「Microsoft Word」や「PowerPoint」ファイルをそのまま翻訳することも可能。英語やドイツ語、フランス語などに対応しており、20年3月には日本語と中国語の翻訳にも対応した。
個人・チーム向けには「Starter」「Advanced」「Ultimate」の3プランを提供する。フリープランと違い、翻訳時の文字数上限がなくなる他、原文に対する訳語を自由に設定できる「用語集」機能を無制限に使用できる。セキュリティも強化しており、DeepLのサーバーとのやり取りは常に暗号化、入出力したテキストはユーザーが訳文を閲覧した後削除するという。
StarterプランではWordやPowerPointのファイルなどを1カ月に5個、Advancedでは10個、Ultimateでは20個翻訳できる。AdvancedとUltimateでは、「Memsource」や「Across Translator Edition」などの翻訳支援ツールにDeepLを埋め込む機能も使用可能。
年払いと月払いに対応し、料金はStarterが月額1200円(年額9000円)、Advancedが月額3800円(年額3万円)、Ultimateが月額7500円(年額9万円)。StarterとAdvancedプランは、30日の無料体験も提供している。
DeepL APIプランではJSONベースのREST APIを提供する。価格は月額630円に加え、翻訳した文字数に応じて追加料金(100万文字あたり2500円)が発生するが、月々の上限額を設定して運用することも可能という。
同社は「今後もDeepL Proのサービス対象エリアを拡大していき、さらに多くの国や通貨で使えるように準備を進める」としている。
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