コロナ禍で進んだハイブリッドワーク、「できる企業」と「できない企業」の差はどこに? ITmedia NEWSの調査で判明した企業規模別の課題

» 2023年04月21日 10時00分 公開
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 コロナ禍をきっかけにリモートワークをはじめとする柔軟な働き方が急速に浸透する一方、設備投資に関するコストや社内体制の不備といったさまざまなハードルから、なかなかリモートワークの導入に踏み切れない、あるいは従来の働き方に戻ってしまった企業も多い。

 ITmedia NEWSで実施した調査(2023年3月14〜30日、有効回答665件)でも、従業員数が500人以上の大企業と、SMB(従業員数が500人未満の企業)では、コロナ禍以降の働き方に大きな差がある実態が浮き彫りになった。

SMBでリモートワークは難しい?

 「コロナ禍にリモートワークを開始、現在もリモートワークが中心である」「コロナ禍にリモートワークを開始、現在はオフィス出社とリモートワークを組み合わせている」「コロナ以前も現在も、原則的にリモートワークをしている」と回答したハイブリッドワーク活用企業は、大企業で63%に達しているのに対し、SMBは39%にとどまっており、企業規模によって大きな差があることが分かる。

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photo 上記2つは設問「2020年4月の緊急事態宣言以降、コロナ禍の3年間を通じて、お勤め先の働き方はどのように変わりましたか? もっともあてはまるものを、1つだけお選びください」に対する回答

 SMBでリモートワークが浸透しにくい理由はどこにあるのだろうか。その課題や障壁に関する回答を見ると、特に「テレワークをおこなうための社内制度が整っていない」の他、「テレワーク用パソコンなどの機器の導入資金が不足」「通信コストが高い」といった費用面の問題や「ウイルスなどセキュリティに不安がある」といった点で大きな差が出ている。

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photo 上記2つは設問「お勤め先でリモートワークを実施する際の課題・障壁があれば、いくつでもお選びください」に対する回答(クリックで拡大)

セキュリティ対策に関する不安

 特にセキュリティ面については、「セキュリティ脅威に関して自己解決できる自信があるか」という設問でも同様に、SMBではセキュリティに対する懸念がより大きい(自身で対応する自信がない)ことが分かる。

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photo 上記2つは設問「ここ数年、メールの添付ファイルや本文中のリンクを開くことによるウイルス感染に加え、リモートワーク環境の脆弱性を突く不正侵入の被害が拡大しています。また働き方改革で情報機器を持ち運ぶ機会が増えたことにより、PCの紛失・盗難リスクも高くなっています。これらのセキュリティ脅威に対して、あなたはご自身で対応できる自信がありますか? あてはまるものを、ひとつだけお選びください」に対する回答

 将来的な労働人口の減少や人材獲得競争への対応として、より柔軟な働き方を志向する社内体制づくりは喫緊の経営課題となっているが、それ以外でも、社内外問わずどこでも業務を行えるハイブリッドワークを実現するためには、コストパフォーマンスが高く、エンドポイントのセキュリティに不安のないノートPCの存在がカギになりそうだ。

社内のPCサポート体制について

 SMBとその他の企業では、PCサポートに関する設問でも回答に差が出た。リモートワークが浸透していないSMBは、PCのトラブルに対するIT部門のサポートについて「十分満足している」「ある程度満足している」と答えた人の割合が、大企業よりも低い傾向が見られた。

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photo 上記2つは設問「業務中にビジネスPCの故障やトラブルが発生した際のIT部門のサポート対応(スピードや問題解決力など)について、あなたの意見にあてはまるものを、以下3つの方式ごとに1つずつお選びください」に対する回答(クリックで拡大)

 また、SMBは「(IT部門がサポートを)実施していない/分からない」と回答した人が多い半面、「もっと手厚くしてほしい」という要望はSMB以外の企業よりも低い。これはつまり、規模が小さい企業においてはサポートが十分でないか、そもそも専任の担当者がいない(結果、手厚くしてほしいという要望が顕在化しない)と考えられる。リモートワークの導入を検討する際は、どのようにサポートを実施していくのかもポイントになりそうだ。

 それでは具体的に、どのようなノートPCがハイブリッドワークに適しているだろうか。長年にわたりビジネスPCを手掛ける日本HPがハイブリッドワークに適した処理性能や機能を盛り込んだ注目のビジネスモバイルPC「HP Elite Dragonfly G3」がいい例になるだろう。「インテル® vPro® プラットフォーム (インテル® Evo™ デザイン)」に準拠した最新世代のビジネスノートPCだ。

インテル® vPro® プラットフォーム (インテル® Evo™ デザイン)対応PCならSMBでも快適なハイブリッドワークが可能に

 インテル® vPro® プラットフォーム (インテル® Evo™ デザイン)とは、「インテル® vPro® プラットフォーム」と「インテル® Evo™ プラットフォーム」の両者を融合したビジネスPCに付与されるもので、ハイブリッドワークを快適にするための仕様がまとめられたものだ。

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 インテル® vPro® プラットフォームは、強力なリモート管理機能とハードウェアベースのセキュリティ機能を実装することで、IT部門の業務負荷引き下げを実現する。

 ハイブリッドワークでは従業員が在宅でリモートワークに従事する場合も多いため、ビジネスPCの運用管理が課題となるが、インテル® vPro® プラットフォーム対応PCであれば、PC電源のON/OFFをはじめ、運用管理にまつわる多くのオペレーションがリモートで可能になる。人的リソースが不足しているSMBのIT部門にとっては福音といってもいいソリューションだ。

 また、インテル® Evo™ プラットフォームはインテルがとりまとめた次世代ビジネスPCの要件をクリアし、ユーザーの生産性向上に寄与するスペックを備えたPCに付与される称号だ。その要件を一つ一つ見ていこう。

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 「第12世代インテル® Core™ プロセッサー・ファミリー」は、高性能コア (Pコア) と高効率コア (Eコア) を組み合わせたハイブリッドアーキテクチャを採用。作業内容に応じてヘビーな処理をPコアに、比較的軽い処理をEコアに動的に振り分けることで、前世代比でアプリケーション処理性能が約27%UPと高いパフォーマンスを実現している。内蔵のグラフィックスはイメージを処理するアクセラレーターが大幅に増加しており、Web会議の背景処理などに威力を発揮する。

 「フルHDで9時間以上のバッテリー駆動」とは、標準的なビジネスタイム以上の稼働を確保するものだが、HP Elite Dragonfly G3の場合には最大で19.5時間ものバッテリー駆動が可能になっている。

 また、わずか30分以下の充電で4時間作業ができる分の充電が可能。電源確保の煩わしさから解放してくれる。

 さらに要件にはWi-Fi 6搭載による高速無線通信や、Thunderbolt 4対応による高速かつ安定した周辺機器とのコネクティビティも含まれている。つまり、インテル® Evo プラットフォーム準拠ということは、いつでもどこでも快適に業務が継続できるような機能要求を満たしているということであり、すなわちハイブリッドワークに適しているという“お墨付き”のようなものと捉えていい。

 HP Elite Dragonfly G3はこのお墨付きを得ているビジネスモバイルPCというわけだ。

充実のコラボレーション機能でWeb会議も快適

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 HP Elite Dragonfly G3はHPのビジネスPCの中でもハイエンドラインとなるEliteシリーズのフラグシップモデルだ。搭載するディスプレイは作業領域が縦に長いアスペクト比3:2を確保する13.5インチと、モバイルノートPCとしては珍しいサイズでありながら、質量は約1.0kg*2と持ち運びのストレスが少ない軽さを実現している。

 HP Elite Dragonfly G3はコロナ禍を経て一般的になったWeb会議に向けた機能も充実している。搭載するWebカメラは5メガピクセル(500万画素)と高精細。周囲の明るさを自動検知する機能が搭載され、暗い場所でも肌の色を自然に明るく見せられる。また、被写体を自動追尾する機能も備えている。カメラの画角を気にしすぎることなく、相手に自然な姿を見せられるだろう。

 Web会議といえばオーディオ機能、つまりマイクとスピーカーの性能も重要だが、その点も抜かりはない。スピーカーはデンマークのプレミアムオーディオブランド「Bang & Olufsen」(バング&オルフセン)とのコラボレーションによって調律されたものだ。

 また、360度全方位マイクを搭載し、プライベートモードと会議モードを設定することが可能。会議モードの場合は周囲3m以内の音声を集音するため、PCの周囲で会議に参加している人の声も鮮明に届けられる。

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 Web会議に参加したことのある人ならば、相手方の雑音が気になって集中できなかったという経験をしたことがある人も少なくないだろう。HP Elite Dragonfly G3はAIがノイズを学習して優先的にキャンセルする機能を搭載している。会議中のタイピングノイズや紙の資料をめくる音、さらには生活ノイズなどを除去し、ユーザーの声のみクリアに届ける。双方向に有効で、相手側のノイズもキャンセルされるため、会議の進行もスムーズになるだろう。

PC単体でも高度なセキュリティ対策を実現

 また、情シスが気にするセキュリティに関しても、HP Elite Dragonfly G3は強固な防御機能を備えている。電源を入れた瞬間からセキュリティ機能がバックグラウンドで稼働し、OSの“上・中・下”の各層を保護するようになっている。

 この中には仮想化技術を用いてマルウェア攻撃を受けたこと自体を無かったことにできる機能や、ディープラーニングAIを活用して未知のウイルス/マルウェアも検知できる機能などもある。PC単体でも高度なセキュリティ対策が実現できるため、在宅ワークでも安心・安全に業務を遂行できる。

他にもまだある、ハイブリッドワークに適したビジネスPC

 日本HPのビジネスPCにはHP Elite Dragonfly G3の他にも、ハイブリッドワークにフィットする機能を備えたモデルが多数用意されており、業種・業態、働く人や働き方に合わせて、適した1台を選ぶことができる。代表的なモデルは以下の通りだ。

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 HP Elite Dragonfly G3をはじめとするHPのビジネスPCなら、リモートワークに踏み切れないSMBにもハイブリッドワーク移行への可能性を広げることができるはずだ。それは喫緊の経営課題である人材確保にも貢献できるに違いない。

*1:1年間保証の内容は、1年間引き取り修理サービス、1年間パーツ保証/電話サポートとなります。
*2:最小構成時。構成によって重量は変わります。
*3:1年間保証の内容は、1年間翌営業日オンサイト対応、1年間パーツ保証となります。

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この記事は日本HPの協力のもと、ITmedia NEWS編集部で一部編集したものです。

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia NEWS編集部/掲載内容有効期限:2023年5月27日