スマホとはひと味違うイルミネーション写真の撮り方：荻窪圭のデジカメレビュープラス（1/5 ページ）

[荻窪圭，ITmedia]

　イルミネーションの季節になった。興味ある人もない人もいるだろうけど、いろいろ工夫して撮るって意味ではすごく面白い世界だと思うのである。

イルミネーションを撮りに多摩センターまで行ってきた

　そこで、スマートフォンには撮れないイルミネーション写真を見せてやる……というテイで、ちょいと撮りに行ってきたのだ。せっかくデジタル一眼を持っていくなら、そのメリットを生かさないとね。

　今回のメインカメラはこれ（一部、OM-1で撮ったものもまじってる）。

「α7C II」

絞りを開いて寄って撮る

　イルミネーション……構図をどうするかってのはまあ、イルミネーションによって違うし、それぞれが撮りたいと思うところで撮ればいいわけで、ここではカメラの話。

多摩センターは毎年凝ったイルミネーションと光のトンネルを作ってくれる

　夜景で大事なのは絞り。絞りを開いて撮るか絞って撮るか。

　手持ちでさくっと撮れるシーンということで、絞りを開く編だ。光る鳥のオブジェが鮮やかだったのでその顔に寄ってみることにした。

　カメラは「α7C II」。レンズは65mm F2.0。まあ単焦点レンズをつけての撮影である。これをF4.0、F2.8、F2.0と1段ずつ絞りを変えながら撮ってみた。