ゲーマー向けのPC周辺機器などを手がけるRazerは1月7日(現地時間)、米国ラスベガスで開催中の「CES 2025」で、「加熱/冷却機能」を搭載したというゲーミングチェアのコンセプトモデル「Project Arielle」を発表した。発売時期や価格は未定。
メッシュ素材のゲーミングチェア「Razer Fujin Pro」をベースに、ファンとPTC(Positive Temperature Coefficient)ヒーターを内蔵した。ファンは背面下部にあり、下から空気を吸い上げて椅子のフレームから吹き出す仕組みだ。
ファンの回転は3段階で調節可能で、乾燥した環境では体感温度を2〜5℃下げる効果があるという。一方のヒーターは最大30℃の暖気をファンに供給する。
座ったまま調整できるようにタッチ式の操作パネルを座面の横に備えた。Razerは「ユーザーは体感温度を自由に調整できるため、ゲームを中断することなく快適なコンディションを維持できる」としている。
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