万博“非公式マップ”作者「つじ」さん、落合陽一パビリオンに招待される

[岡田有花，ITmedia]

　「ご招待します！　地図ありがとう！」

　大阪・関西万博を訪れた多くの人が使った万博の“非公式マップ”を作った「つじ」（@t_tsuji）さんが、落合陽一さんの人気パビリオン「null²」に本人から招待され、フォロワーが沸いた。

　つじさんは開幕直後から、万博のマップを作ってコンビニで印刷できる状態で公開。「公式マップより見やすい」と評判で、多くの万博来訪者に使われた。

　一般ユーザーとして最も万博に貢献した人の一人であり、フォロワーも納得の“特別扱い”だ。

　つじさんの地図は、パビリオンごとの予約の要不要などが分かりやすく書き込まれたもの。最新情報を盛り込みながらマメに更新されており、「つじさんの地図」を印刷して持ち歩くのが万博好きの定番になっていた。

　この地図をベースに、うちわに貼れるサイズにしたり、万博で買えるビールやコーヒーを書き加えたものや、日陰マップ、子供の遊び場やトイレを紹介する地図なども、他のユーザーから次々に公開された。

つじさんの地図最新版より

　9月20日、つじさんは、6歳の息子さんがnull²を見上げる写真に「パパぁ、あそこ入ってみたい」と添えて公開。落合さんが「ご招待します！　地図ありがとう！」とリプライした。つじさんは翌21日、息子さんとともに万博を訪れ、「null²」を親子で堪能したようだ。

　「null△△2」は予約困難な人気パビリオン。落合さんは、「おみくじ入場」や、サッと通り抜けるだけの「ウォークスルーモード」を提供するなどさまざまな方法で、できるだけ多くの人に楽しんでもらえるよう工夫を凝らしている。