Google、日本でも「Gemini for Home」の早期アクセス開始
グーグル合同会社は4月8日、米国では昨年10月から提供している家庭向けに特化した新AIアシスタント「Gemini for Home」の早期アクセスを日本でも開始したと発表した。
Gemini for Homeは、家庭での利用に特化したAIアシスタントであり、スマートディスプレイやスピーカーなどをより賢く進化させ、従来の「Googleアシスタント」に置き換わる新しいAIアシスタントだ。従来のGoogleアシスタントは決まった特定のコマンドを必要としていたが、Gemini for Homeは会話の文脈や曖昧な表現を理解できるため、より自然でスムーズな対話が可能になるという。アシスタントの声についても、自然なリズムとイントネーションを持つ10種類の新しいボイスの中から好みの声を選択できる。
新アシスタントでは、人間らしいニュアンスを含んだ複雑なリクエストにも対応できるようになっているという。例えば、正確な曲名が思い出せなくても「小惑星を爆破するために石油掘削の作業員が宇宙に行く映画の曲をかけて」といった曖昧な指示(「アルマゲドン」のこと)だけで該当の音楽を再生することが可能だ。スマートホームの操作でも、「今から料理するからコンロの横の電気をつけて」という言葉からキッチンの照明だと判断したり、「書斎以外の電気を全部消して」といった例外を含む指示にも対応する。さらに、「パッタイの材料を買い物リストに追加して」と頼むと、必要な材料を推論してリストを作成するなど、ユーザーの要求の背景にある意図を汲み取って動作するパートナーとして機能するとしている。
さらに、Geminiの導入によりスマートカメラは「AIカメラ」へと進化したという。従来の単なる動体検知にとどまらず、荷物が届いたのか影が動いただけなのかなど、カメラの映像履歴や通知に対してAIが具体的な説明を加えてくれるようになる。また、外出先などから家の状況を把握したい場合には、数時間分の映像から重要な出来事を自動で特定し、短い要約とクリップで提供する「1日の要約」機能を利用できる。過去の映像を探す際にも、Google Homeアプリから「子どもたちは何時に帰ってきた?」のように自然な言葉で質問するだけで、数時間から数日分の動画履歴の中から特定のシーンを的確に検索することが可能となり、防犯や見守りの利便性が劇的に向上している。
早期アクセスプログラムには、対象となるデバイスを持っているユーザーであれば、追加費用なしで参加できる。参加を希望する場合は、バージョン4.0以上のGoogle Homeアプリを使用し、プロフィールアイコンから「Homeの設定」→「早期アクセス」の順に選択して登録を完了させる必要がある。利用可能になると通知が届く。
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