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Google、スマートホームの「アシスタント」の「Gemini」への切り替えを米国で開始

» 2025年10月30日 11時35分 公開
[ITmedia]

 米Googleは10月28日(現地時間)、8月に予告していた家庭向けに特化した新AIアシスタント「Gemini for Home」の早期アクセスを米国で開始したと発表した。「2026年にはさらに多くの国に展開する予定」としている。

 home (画像:Google)

 早期アクセスに登録すると音声アシスタントが従来の「Googleアシスタント」からGeminiにアップグレードされる。追加料金は含まれないが、「Gemini Live」やカメラ履歴の検索、音声による自動化の作成などの機能を使うにはサブスクサービス「Google Home Premium」への加入が必要だ(Google Oneの「Google AI Pro」か「Google AI Ultra」に加入している場合は、それにGoogle Home Premiumも含まれる)。

 home 2 (画像:Google)

 Gemini for Homeの起動方法は従来と同じで、スピーカーやディスプレイに「OK Google」あるいは「ねえ、Google」と呼びかける。「OK Google、チャットしよう」と話しかけると、「Gemini Live」が起動し、会話が始まる。会話中の追加の質問の際には「OK Google」を繰り返す必要はない。

 Googleは公式ブログで、100の質問例を紹介した。その中から幾つか紹介する(原文は英語)。

  • OK Google、7歳の子供に電気の仕組みを説明するのを手伝って
  • OK Google、「affect」と「effect」の違いは何? どちらを使うべきか覚えるコツはある?
  • OK Google、バスケットボール史上、得点上位5位の選手は誰?
  • OK Google、<チーム名>の次の試合はいつ?
  • OK Google、シャワーの水圧をもっと強くするにはどうしたらいい?
  • OK Google、1998年の夏の曲をかけて
  • OK Google、高層ビルの建設方法に関する動画を再生して
  • OK Google、音楽をリビングのスピーカーで再生して
  • OK Google、昨夜裏庭に動物はいた?
  • OK Google、日の出10分前にアラームを設定して
  • OK Google、近くのコーヒーショップは何時に閉まる?

 Google Homeと競合するスマートスピーカー/ディスプレイを提供する米Amazonも9月末、次世代AIアシスタント「Alexa+」を発表した。こちらも現在米国で早期アクセス中で、一部の既存Echoデバイスもアップデートできる見込みだ。

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