スーパーコンピュータの性能を競う世界ランキング「TOP500」が6月22日(現地時間)に発表され、中国の「LineShine」が首位を取った。日本の「富岳」は9位だった。
LineShineは深センの研究機関「National Supercomputer Center」が手掛けるスパコンで、TOP500の資料によればGPUを使わず、CPUのみで構成。304コアのLX2チップを搭載し、総数1378万9440コアで2.198エクサフロップス(毎秒約219京8000兆回の浮動小数点演算を実行)の性能を発揮したという。
CPUのみを使って2エクサフロップスを超える例はTOP500で初といい、シミュレーション計算を想定したベンチマーク「HPCG」でも首位を獲得した。
中国製スパコンがTOP500の首位になるのは、17年11月に1位を取った「Sunway TaihuLight」ぶり。ただし中国は経済制裁などの影響もあってフラグシップ機の登録を控えており、英Reutersなどの報道によれば23年以降はTOP500への登録そのものを停止していたという。
2位は米国の「El Capitan」、3位は「Frontier」(同)、4位は「Aurora」(同)、5位はドイツのJUPITER Booster。日本の富岳は前回7位だったところ9位にランクダウンした。
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