米Googleは6月23日(現地時間)、スマートホーム製品群「Google Home」に関する最新アップデートをまとめたリリースノートを公開した。「Gogoleアシスタント」に代わるAIアシスタント「Gemini for Home」やカメラのAI機能の強化、「Google Homeアプリ」バージョン4.20の更新などを含む。
早期アクセスとして提供しているGemini for Homeの音声アシスタントでは、会話性能と応答速度を改善した。ホットワードの誤検知を抑えてライブ会話の誤起動を減らしたほか、追加の質問に対して「No thanks」「Stop」と言うと会話を確実に終了するようにした(日本版については本稿執筆現在まだヘルプページがないため、不明)。「続けて会話」をオンにした際の周囲の話し声のフィルタリングも改善し、話しかけていないときに反応しにくくしたという。アラームやタイマー、リストの操作速度と精度も最適化した。
メディア再生も強化し、SpotifyとYouTubeの再生開始を高速化した。「音楽を再生して」といった簡単なリクエストや、お気に入りのプレイリストの再生もより早く始まる。プレイリストの再生やシャッフル時の音声認識の信頼性や、読み上げによる確認も改善し、再生中に「この曲を歌っているのは誰?」のように映画やアーティスト、音楽について質問するとより正確に答えるとしている。
加えて、Gemini for Homeの音声アシスタントを、対応する全ての国と言語で、子どもを含む家族全員が利用できるようにした。単語のつづりを尋ねたり、新しいジョークを楽しんだりと、子どもの学びや遊びにも対応する。
カメラのAI機能では、「認識済みの人物」の検出精度を改善した。最新かつ正確な例を自動的に保存するようライブラリを更新するほか、「Google Home Premium」の「Advanced」プラン利用者向けには、顔が見えない場合に服装などの追加シグナルを使って認識するようにし、検出漏れや誤認識を減らすとしている。また、カメラのAIによるイベント説明文に音声検知を追加した。人や車、動きを検知したイベントのうち、音声を含むものについて、犬の鳴き声やアラーム、足音などの特定の音を識別してタイムラインの説明文に反映する。これにより「配達中に犬は吠えた?」などの質問も行えるようになる。音声検知はGoogle Home PremiumのAdvancedプランが必要だ。
Google Homeアプリのバージョン4.20も同日からロールアウトを始めた。カメラ関連では、Android向けにイベント読み込みを最適化して読み込み中の表示時間を短縮し、再生開始を速めた。iOS向けにはタイムラインを改善し、スクロール中も連続してイベントが読み込まれるようにした。
また、Matter対応スイッチのサポートを改善し、複数ボタンのスイッチを1つのタイルに統合したほか、各種のバグ修正や安定性やパフォーマンスの改善も実施したとしている。
Googleは2025年10月から、複数のスピーカーやスマートディスプレイを対象に、早期アクセスプログラムとしてGemini for Homeの提供を段階的に進めており、日本でも4月に早期アクセスを開始している。Gemini前提で最適化した新型スマートスピーカー「Google Home スピーカー」は、日本でも25日に1万6800円(税込)で発売される。
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