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最も暑い時期の冷房時間、東京は世界12都市で最も“長い” 就寝時「つけっぱなし」も増加 ダイキン調べ

» 2026年07月21日 21時29分 公開
[本田亜友子ITmedia]

 ダイキンは7月21日、東京を含む世界12都市(下記)に住む1200人のエアコンユーザーを対象に実施したアンケート調査「ダイキン世界の空気感調査」の結果を発表した。最も暑い時期のエアコン稼働時間が一番長い都市は東京だった。

5年前と比べて居住地域が「暑くなった」と回答した人の割合

 「5年前と比べて、あなたが住む地域の暑さはどう変化しましたか」と聞いたところ、世界12都市の86.5%の人が「暑くなった」と回答した。都市別ではバンコクが97%で最も多く、東京とデリーが94%で続いた。

 1年で最も暑い時期に自宅で1日を過ごす際のエアコン(冷房)使用時間を尋ね、平均使用時間を算出したところ、最も長かったのは東京の14時間12分だった。次いでヒューストンの14時間2分。ドバイの12時間56分、上海の11時間56分と続く。

「最も暑い時期、自宅で1日を過ごす際のエアコン(冷房)使用時間」。最も長かったのは東京の14時間12分

 東京の使用時間の内訳を見ると「24時間(ほぼ終日稼働)」と回答した人が29%で、約3割は一日中エアコンをつけっぱなしにしていた。11時間以上と回答した人も63%に達し「東京ではエアコン使用が長時間化している実態が見て取れる」(ダイキン)という。

 1年のうちでエアコン冷房を使用する期間が5年前と比べてどのように変化したかを聞く設問では、世界12都市で84.1%の人が「長くなった」と回答。割合が多い都市は上からデリー、バンコク、サンパウロなど。日本は83%で8位だった。

朝まで「つけっぱなし」が急増

 暑さによる体調不良を経験した人は全体の89.9%。不調の内容として最も多かったのは「睡眠の質の低下」(58.3%)で、「疲労感やだるさ」(50.9%)、「頭痛」(36.1%)と続く。

睡眠時のエアコンの使い方。東京は6割近くが「つけっぱなし」になった

 最も暑い時期、就寝時のエアコンの使い方を聞く設問では、「朝までつけっぱなしにする」人の割合が東京で急増したことも分かった。最も多かったのはドバイ(67.7%)で、2位はヒューストン(63.5%)。東京(58.6%)は3位だった。

 日本では睡眠時に冷房で体が冷えることに苦手意識を持つ人が多いといわれており、実際にダイキンが過去に実施した調査では「朝までつけっぱなし」と「切タイマー」が拮抗していた。しかし今回は、つけっぱなし(58.6%)が「切タイマー」(34.5%)を大きく上回る結果に。ダイキンは「近年の夜間の暑さは、日本人のエアコンとの付き合い方を変えつつあるのかもしれない」としている。

 調査は世界12都市のエアコン所有者1200人(各都市100人ずつ)を対象に実施した。12都市は、日本の東京、中国の上海、タイのバンコク、インドのデリー、UAEのドバイ、トルコのイスタンブール、フランスのパリ、スペインのマドリード、ナイジェリアのラゴス、ブラジルのサンパウロ、米国のニューヨークとヒューストンとなっている。

調査対象とした12都市
各都市の最暑期の平均最高気温の変化。東京は18〜20年平均と比べ、23〜25年平均が2.3℃も上がった
東京の年間猛暑日数と夏季平均最高気温(6〜8月)
5年前と比べてエアコン使用時間が「長くなった」人の割合
エアコン使用時の工夫。東京は「設定温度を高めにする」が突出していた
暑さの生活への影響や行動の変化
暑さが原因と思われる体調不良を感じていない人は1割しかいない(12都市平均)
エアコンが使いたくても十分に使えないことが「ある」。熱波で話題になったパリは4位にランクイン

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