NokiaのSymbian出資強化、当局が認可
フィンランドの携帯電話機メーカーNokiaは6月9日、英Symbianの株式をPsionから買い取る計画がドイツの独禁法当局に認可されたと発表した。この取引によって携帯電話用OS市場での競争が阻害されることはないと当局が判断したとしている。
Nokiaによれば、オーストリアとフィンランドの当局からは既に認可を受けており、これで正式な手続きは完了する。
今後は最終段階として、ほかのSymbian出資社が優先買取権を行使してこの取引に参加することが可能。Nokiaのペルティ・コルホネンCTOは発表資料で「当社は株主の参加を歓迎する。競争が激しい携帯用OS市場でSymbianが競争力を維持するためには、大手携帯電話機メーカーを含むマルチベンダーによる保有構造が不可欠だ」とコメントしている。Symbianの株主規程によれば、優先買取期間は7月前半に完了の見通し。
Nokiaは今年2月、Psionが所有するSymbian株式31.1%を買い取る計画を発表(2月10日の記事参照)。ほかのSymbian出資社が優先買取権を行使しなければ、Nokiaの出資比率は63.3%と過半数を占めることになる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
Anthropic、「Claude Opus 5.5」公開 Fable 5.1並みの性能で利用コスト4割減
-
2
OpenAI、数学者の独立諮問グループと連携 内部モデルは「100件超の未解決問題を解決」
-
3
Google、「Googlebook」の予約受付開始 899ドル(約14万円)から
-
4
今度は“ディスプレイなし”のAIグラス、「Rokid Ai Glasses Style」を試す
-
5
FANZA、成人向けAI創作・公開サービス「FANZAスタジオ」発表 先行体験は8月24日から
-
6
OpenAI、フロンティアAIの国際標準づくりを米国主導で進めるよう提言 「RSIはまだ起きていない」
-
7
経営「AIでラクして早く帰って」→社員「帰らない」 工数最大9割減のDeNAも悩むAI効率化の壁
-
8
YouTube、収益化基準を2027年に大幅引き上げへ 新規参加条件が従来の2倍に
-
9
“自動で耳コピ”アプリ、ヤマハが無料公開 音源読み込み→3分でピアノ譜に
-
10
OpenAI、ChatGPTの日常使いをテーマにした新CM動画を公開
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR