IEEE 802.11n標準はTGn Syncに軍配
高速無線LANの標準策定を手掛けるIEEEの作業部会で、これまで残っていた2つの技術提案のうち1つが脱落した。
投票の結果は3月17日午前、米アトランタで開かれたTask Group N(TGn)の会合の冒頭で発表された。
TGnでは現在、実際のスループットが100Mbpsを超す無線LAN標準の策定に当たっている。これは現在の802.11g/11aの無線LANで実現できる20Mbpsからは大きな飛躍となる。
投票では、業界団体TGn Syncが提出した計画が178票を獲得。これと競合するWWiSEの計画は153票だった。両団体ともMIMO(Multiple Inputs Multiple Outputs)と呼ばれる無線技術を利用して、無線接続で伝送できるデータ量を大幅に増大させている。
IEEEで定められたプロセスの下、今回の手続きによってTGn Syncのプランが、メンバーの75%の支持を得るべく確認投票にかけられることになると、TGメンバーのジェフ・ギルバート氏は説明する。同氏はTGn Syncに参加しているAtheros Communicationsのアルゴリズム/プロセスデザイン担当ディレクター。
ギルバート氏によれば、もし同プランが必要とされる支持を集められれば、これが11nのドラフト標準の基盤となる。大多数の支持を得られなかった場合は、TGn Syncのメンバーが反対陣営と協力して恐らく幾つかの変更を加え、その後5月に開かれる同作業部会の次回会合で再び確認投票が行われる。
Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「楽天ドライブ」に不正アクセス 保存したデータなど1.5万アカウント分が取得・閲覧のおそれ
-
2
「焼肉きんぐ」個人情報約1079万件が漏えい 公式アプリのシステムに不正アクセス ほぼ全会員分に相当
-
3
不正アクセスなぜ急増 原因はAIか、それとも…… 専門家の見解は
-
4
日経社員のGoogle Workspaceに不正ログイン 1646人分の個人情報漏えいか
-
5
JR東のコード決済「テッペイ」10月20日開始 上限30万円まで決済可能に
-
6
大和証券、22万件情報漏えいか 顧客約11万人の口座番号も
-
7
ミスターマックス、最大173万人分の会員情報流出 不正アクセスで
-
8
App Storeでのアプリ配信に「iPhone Duo」用のスクショが必須に Appleが27年4月から
-
9
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
10
デンマークで住民登録簿に不正アクセス 880万人分の個人番号など流出 政府「極めて深刻」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR