Intel、家電向けメディアプロセッサ開発：Intel Developers Forum 北京 2007

ASUS、沖電気、Chunghwa TelecomらがIntelの新メディアプロセッサ採用を決定している。

[ITmedia]

　米Intelは4月17日、北京で開催のIntel Developer Forumにおいて、デジタルセットトップボックス（STB）やネットワークメディアプレーヤーなどの次世代家電製品向けとして、メディアプロセッサ「CE 2110」を発表した。

　新プロセッサはシステムオンチップ（SoC）アーキテクチャを採用、1GHzのIntel XScale CPU、MPEG-2およびH.264ハードウェアビデオデコーダ、DDR2メモリインタフェース、2D/3Dグラフィックスアクセラレータをワンチップ化したものだ。

　台湾の通信大手Chunghwa Telecomが、自社のマルチメディアオンデマンドサービスプラットフォームに同プロセッサを採用した。台湾ASUSも、セットトップボックス（STB）に同プロセッサを採用している。

　米Digeoは、同プロセッサ搭載のMoxi Multi-Room HDデジタルメディアレコーダーを出荷する予定。沖電気と中国ZTEも搭載STBを開発する。