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物理エンジン搭載の「Adobe Director 11」、3月にリリース

リアルな動きを再現できる物理エンジンを搭載。3Dのインタラクティブアプリケーションやゲーム開発用に、使いやすいオーサリング環境を実現した。

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 米Adobe Systemsは2月19日、マルチメディア開発ツールの新版「Adobe Director 11」を発表した。フレキシブルで使いやすいオーサリング環境を実現し、インタラクティブアプリケーションやゲーム、eラーニングやシミュレーション製品の開発に活用できるツールだという。

 Director 11は、Shockwave Playerと組み合わせることでコンテンツをWeb上、CDやDVD、デスクトップに同時に公開することが可能。Adobe Flash CS3 ProfessionalなどのAdobe製品と組み合わせて利用できるほか、サードパーティーによるアドオンも幅広くサポートしているという。また、物理エンジン「Ageia PhysX」により、ゲームやシミュレーションにおいてリアルな動きを再現できる。アプリケーションのローカライズにはUnicodeを活用できる。

 OSはWindows XP(SP2)、Windows Vista、Mac OS X(バージョン10.4、Intelベース)に対応。Director 11の英語版は3月末までに、フランス語、ドイツ語、日本語版は6月までに提供を開始する予定。価格は999ドルで、前バージョンからのアップグレードは299ドルとなっている。

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