ニュース
Apple、iPhone 3GS好調で増収増益:iPhoneは四半期で520万台販売
Appleの4〜6月期決算は、同期後半に発売されたiPhone 3GSも好調で、前期に続き増収増益となった。
米Appleは7月21日、同社第3四半期(4〜6月期)の業績を発表した。売上高は83億4000万ドル、純利益は12億3000万ドル(1株当たり1.35ドル)となった。前年同期は売上高74億6000万ドル、純利益10億7000万ドル(1株当たり1.19ドル)で、12%の増収、15%の増益となっている。営業利益率は36.3%と、前年同期の34.8%を上回った。
同四半期中のiPhoneの出荷台数は520万台で、前年同期比で626%増となった。同社は6月19日にiPhoneの新製品「iPhone 3GS」を発売した。Macの出荷台数は4%増の260万台。デスクトップは85万台と10%減少し、ノート型が175万台と13%増加した。iPodの販売台数は1020万台で7%減となった。
スティーブ・ジョブズCEOは「われわれは最も革新的な製品を作り出し、顧客に受け入れられた。この四半期に520万台のiPhoneを販売し、App Storeスタート以来15億件のアプリケーションがダウンロードされたことに興奮している」と語った。
ピーター・オッペンハイマーCFO(最高財務責任者)は第4四半期(7〜9月期)の売上高を87億〜89億ドル、利益を1株当たり1.18〜1.23ドルと予測している。
関連記事
- 利用デバイスは4000万台:AppleのApp Store、1周年で15億ダウンロード
- Appleサイト、iPhone効果で5月の訪問者数が急増--米調査
- ジョブズ氏、「iPhone 3G S、100万台突破」でコメント
- Apple、iPhone快調で増収増益
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.